• 2017年8月3日

Photoshop ネオンエフェクト 簡単チュートリアル

Photoshop ネオンエフェクト 簡単チュートリアル

Photoshop ネオンエフェクト 簡単チュートリアル 700 433 パソコン生活サポート Pasonal

Photoshopでは画像と色調補正を利用することで様々な幻想的な雰囲気を作ることが出来ます。光や影もこういった補正をすることで作成することができますが、一つ一つの操作をある程度理解していないと、なかなか難しいものです。

ネオンのような淡い光もそのうちの一つですが、ちょっとしたコツを押さえるだけで簡単に作成することができます。

さて、今回は「ネオンエフェクト」をPhotsohpで作成したいと思います。

 

開発環境

 OS  Windows 10 64bit
 Photoshop バージョン  Adobe Creative Cloud / Photoshop CC 2017
 作成時間  約15~20分
 テクニックのポイント  雲模様 / 焼き込みカラー / 彩度・明度 / レイヤースタイル

 

チュートリアル素材

チュートリアルで使用する素材は下記からダウンロードできます。下記の素材はフリーです。

 

Photoshopで表現するネオンエフェクト / チュートリアル

ネオンエフェクトを表現するためのチュートリアルです。手順を追っていけば、作成できます。キャンバスやフォントの大きさなどは任意ですが、フォントは「Electronic」を使用する必要があります。フォントや背景のレンガの画像は、ダウンロード素材から取得してください。

また、画像の利用にはPhtoshopとAdobe Stock(写真)と連携が便利です。シームレスで写真素材を検索でき、利用することができます。興味のある方は、一度検討してみると良いでしょう。

 

キャンバスの作成

キャンバスを任意の大きさで作成します。背景は「黒」に設定します。

キャンバスの作成

 

背景レンガと彩度

「Ctrl + Alt + U」で色相・彩度を下げます。明度も少しだけ下げておきましょう。

背景レンガと彩度

 

カラーオーバーレイの適用

レイヤーをダブルクリックし、レイヤースタイルからカラーオーバーレイを調整します。描画モードを「ソフトライト」、「黒色」、「不透明度:100%」に設定しましょう。

カラーオーバーレイの適用

 

雲模様の適用

新んきレイヤーを作成し、黒で塗りつぶします。さらに、「フィルター」>「描画」>「雲模様1」を適用します。レイヤーの不透明度を60%にしておきましょう。

下記のように透けた感じになります。

雲模様の適用

 

レイヤーの種類を変更する

レイヤーの種類を「焼き込みカラー」に設定します。下記のようにレンガの背景がよりダークな感じになります。

レイヤーの種類を「焼き込みカラー」に

 

レイヤーマスクを設定する

雲模様を設定したレイヤーにレイヤーマスクを適用します。黒のソフトブラシで中央付近だけ隠します。下記の画像のように、レンガの背景が中央だけ明るく、周辺は暗いような雰囲気になります。この設定をあらかじめしておくだけで、ネオンの雰囲気がグッと高まります。

レイヤーマスクを設定する

 

テキストの挿入

任意のテキストを挿入します。カラーは「00ccff」の水色です。フォントサイズは任意で、キャンバスの中央よりに配置しましょう。

テキストの挿入

 

レイヤースタイル「べベルとエンボス」

レイヤースタイルからべベルとエンボスを適用します。

レイヤースタイル「べベルとエンボス」

 

レイヤースタイル「シャドウ内側」

シャドウ(内側)も同様に下記の値で設定します。

レイヤースタイル「シャドウ内側」

 

レイヤースタイル「光彩内側」

光彩(内側)も同様に下記の値で設定します。

レイヤースタイル「光彩内側」

 

レイヤースタイル「ドロップシャドウ」

最後にドロップシャドウを下記の値で設定します。

レイヤースタイル「ドロップシャドウ」

 

ここまでのネオンテキスト

テキストにレイヤースタイルを適用すると下記のようになります。フォントの中央は白く、青白いような感じになります。まさしくネオンの蛍光管です。あとは、少しのエフェクトを追加するだけで完成します。

ここまでのネオンテキスト

 

ぼかしをかける

テキストのレイヤーをコピーし、フォントレイヤーの下に移動させます。レイヤーをラスタライズし、「フィルター」>「ぼかし(ガウス)」を10~11pxほどで適用します。

ぼかしをかける

 

ブルーの光を入れる

テキストをぼかしたレイヤーの下にさらにぼかしのレイヤーを入れます。描画カラーを「00ccff」に設定し、大きめのソフトブラシで下記のように配置しましょう。

あとはレイヤーの種類を「オーバーレイ」に設定します。

青白い光を入れる

 

ケーブルを描く

ペンツールを使用して、下記のようにラインを描きます。ケーブルっぽくランダムなラインのほうが良いでしょう。

ケーブルを描く

 

レイヤースタイル「べベル&エンボス」を適用

ケーブルのレイヤーに対してレイヤースタイルを下記の設定値で適用します。

レイヤースタイル「べベル&エンボス」を適用

 

ネオンエフェクトの完成

これでネオンエフェクトは完成しました。下記のような感じになるはずです。どうだったでしょうか?そんなに複雑な設定は必要なかったはずです。フォントに適用したレイヤースタイルをPhotoshopに登録しておけば、フォントの文字が異なっても簡単に再適用させることができます。

Photoshopの練習で何か作品にトライしてみたい人は、ぜひ挑戦してみてください。

ネオンエフェクト ブルー

 

ネオンエフェクトのカラーバリエーション

ネオンエフェクト イエロー

ネオンエフェクト オレンジ

ネオンエフェクト グリーン

ネオンエフェクト ピンク

 

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