• 2015年2月4日

Xサーバーのデータベースにインポート !

Xサーバーのデータベースにインポート !

Xサーバーのデータベースにインポート ! 424 283 パソコン生活サポート Pasonal

前回はXサーバーに新規WordPressを自動インストールしました。今回は、いよいよエクスポートしたデータをデータベースにインポートします。

 

ステップ

 

移行の条件

  • ドメインはそのまま継続(変更しない)
  • さくら から Xサーバーへ移転
  • データベースは必要なテーブルのみ移動
  • 新規にWordPressをインストール
  • プラグインは最小限に
  • サイトを再現する(同じテーマを使用 and ついでにVer更新)

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今からやることはこんな感じ

インポートの流れ

 

Xサーバー会員メニューにアクセス

ログイン画面

さっそく、Xサーバー会員画面にアクセスしましょう。

 

会員画面にログインできたら、「サーバーパネル」にログインしましょう。

サーバーログイン

 

phpMyAdminにアクセス

サーバーパネル phpMyAdmin

サーバーパネルにログインできたら、phpMyAdmin(ピーエイチピーマイアドミン)にアクセスします。「データベース」という欄にphpMyAdminのリンクがあります。

 

サーバー認証

サーバー認証
データベースに接続するためには、サーバー認証を行う必要があります。MySQLでデータベースを作った時に設定した「ユーザー名」と「パスワード」でログインします。

 

「ユーザー名」と「パスワード」が分からない場合

 

【ユーザー名を調べる】

サーバーパネルの「MySQL5設定 > MySQLの一覧」を見てみましょう。

★認証のユーザー名・・・アクセス所有権に設定されている文字列(sample_ex(sv00.xserver.jp))

 

【パスワードを調べる】

MySQL一覧

サーバーパネルの「MySQL5設定 > MySQLユーザの一覧」を見てみましょう。どうしても、パスワードが分からない場合は、「パスワードの変更」から新規パスワードを再発行しましょう!

ただし、忘れないようにネ!

 

phpMyAdminのデータベースを選択

phpMyAdmin データベース名

phpMyAdminにログインできたら、対象データベースを選択します。

画面の一番左側にいくつかのデータベース名が表示されています。

対象データベース名をクリックします。

「infomation_schema」以外のデータベース名を探してください。

 

重複テーブルの確認と削除

インポートするまえに、重複しているテーブルを削除する必要があります。

下記の「削除するテーブル一覧」に該当するテーブルを削除しましょう。

  • ※「○○_comments」の○○には、デフォルトでは「wp」となっています。
  • 「○○_usermeta」と「○○_users」は削除しないでください。!ログインできなくなります。

 

削除するテーブル一覧

Xserver-phpMyAdmin-Delete-Table

下記のテーブルは、WordPressを自動インストールした時に作成したデータベースなので、当然何のデータも入っていません。

気軽に削除しちゃいましょう!

ただし、「○○_usermeta」と「○○_users」は削除していけません!

テーブル名 テーブルの内容
○○_commentmeta コメント関連など
○○_comments コメントの本文など
○○_links リンク関連(画像など)
○○_options WordPressのオプション関連など
○○_postmeta 投稿記事関連など
○○_posts 投稿記事の本文など
○○_terms カテゴリーやタグ関連など
○○_term_relationships カテゴリーやタグのひも付け
○○_term_taxonomy タクソノミーなど

 

削除の方法

「削除するテーブル一覧」に該当するテーブルにチェックを付け、下記の「チェックしたものを削除」を選択します。

 

インポートの開始

ファイルのインポート

画面の上部にある「インポート」タブをクリックしてください。インポート画面になったら、「ファイルを選択」からインポートファイルを選択して「実行」します。sqlファイルが複数ある場合は、順番にインポートしましょう。

インポートしたファイルによっては少々時間が掛かるかもしれません。

全部インポートできれば、完了です!

 

インポートが失敗する場合

インポートが失敗する原因は多々ありますが、下に代表的な事例を載せておきます。

 

【1】ファイルサイズが大きすぎる

ファイルサイズは「2M(メガ)」までの制限があります。この場合、データベースのエクスポートの段階でさらにテーブルを小分けし直す必要があります。

 

【2】テーブルが重複している

インポートしようとするときに同じテーブルが重複していると、失敗します。テーブルをよく確認し、重複しているテーブルを削除してから、再度インポートを行いましょう。

 

【3】ファイルが壊れている

まれに、エクスポートした「○○.sql」ファイルが壊れることがあります。再度、同じテーブルをエクスポートし、インポートし直してください。

 

【4】文字コードが異なっている可能性

インポートしようとしているデータベースと文字コードが異なっているために失敗します。文字コードは「UTF-8」でなければなりません。この場合、TeraPad等で文字コードを変換し直す必要があります。

 

【5】データベースのデータが文字化け

まれにインポートしたデータが文字化けを起こしていることがあります。phpMyAdminにログイン画面で「phpMyAdminへようこそ」の文字のしたに、「言語」の選択項目があります。その言語を「日本語 – Japanese(utf-8)」にしてから、ログインしてみましょう。

 

WordPressで確認

WordPressの管理画面にログインし、投稿記事がきちんと一覧で表示されているかを見てみましょう。「WordPress管理画面 > 投稿 > 投稿一覧」から確認してください。文字化けもなく、投稿記事が表示されていたら成功です。

さて、いよいよ次回は最終仕上げです。

「テーマ」と「画像」を全て移し替えて、そっくりそのまま元のサイトを構築していきます。

では、今回はこのへんで。