皆さん、こんにちは!
今、このサイトは「さくらサーバー」で稼働させています。
もちろん、このまま使い続けることも考えましたが、これを機会に「Xサーバー」へ移行させることにしました。
今回は、その経過や奮闘ぶりを記事にしたいと思います。
- 第1章 Xサーバー に乗り換えようと思った理由
- 第2章 さくらサーバーのデータベースをエクスポート!
- 第3章 XサーバーにWordPressを自動インストール!
- 第4章 Xサーバーのデータベースにインポート!
- 第5章 WordPressの再構築と子テーマの作成
- 第6章 厳選プラグイン ~過去の過ちから学んだ私~
なぜXサーバーに??
理由は2つです。
- 一つ目は、「最近さくらサーバーのWordPressで不具合が頻発するため」
- 二つ目は、「Xサーバーの方がレスポンス(反応)が明らかに早いため」です。
なぜ、その考えに至ったのかはこれからおいおい話していきます。
さくらサーバーのWordPressで不具合が頻発
当初さくらサーバーは料金の安さや、安定さにひかれて契約しました。サイトを長期間運用するのであれば、料金は非常に重要な要素ですしね。稼働した当初はトラブルが頻発していたものの、その後は安定して運営できていました。
WordPressというものをネットや参考書で学びながら、運営するという感じでした。慣れていくにつれ、「WordPressを強化する」「サイトを速く」などの誘惑に惹かれて、後先考えずにプラグインをドカドカと入れていたのです。全盛期には、プラグインの数はおよそ30前後ぐらいになっていました。
しかし、これが後々思わぬ結果になるとはその時は知る由もなく・・・。
確かに、プラグインは便利です。
自動で処理してくれたり、SEOを補助してくれたり、表示速度を早くしてくれたり。インストールし有効化するだけで、大した知識がなくてもそれなりの効果を発揮してくれます。人はある程度の効果が出るとそれに満足してしまい、「どうしてそうなるのか?」を考えなくなります。
それが、時には大トラブルを招くのです。
プラグインをインストールすると、当然データベースが作成されます。つまりは、プラグインを入れるたびに、データベースがどんどん煩雑になり、容量も大きくなります。また、プラグイン自体もWordPressと同じくバージョンアップがあるため、プラグイン同士の影響の度合いも多くなります。
結果として、それがWordPressの運営に深刻な影響を与えることもあるのです。
にっちもさっちもいかない状態の果てに
- XMLサイトマップ系のプラグインがエラー
- ダウンロードファイル管理系のプラグインのデータが全て消え去る
- WordPressの管理画面の表示速度が異常に遅くなる
- 記事を書いている最中に頻繁に接続が切断されるように
- キャッシュ系プラグインが壊れて・・・
- ヘッダークリーナー系のプラグインのせいでレイアウトが崩壊
上記は出来事のほんの一部です。
最悪な負の連鎖
人はこういう状況に陥ると、何とかして解決しようとあがくものです。ネットでひたすら調べ、フォーラムを活用し、解決策を模索し続けました。いつしかプラグインの不具合を解決するために、さらに別のプラグインに頼るようになり、麻薬のようにズブズブとハマっていき・・・。
そう!まさしく負の連鎖の発生です。
何かを解決するために、別の何かに手を出す。これほど恐ろしいことはありません。そこでドツボにハマった私は、解決策を求めて、あらゆるプラグインに手をだし、莫大な時間を浪費したのでした・・・。「もうWordPressなんて・・・」「何もかも嫌だ・・・」「WordPressなんて無くなればいい」
何度こう思ったことでしょう。
一念発起
こうなった状態の人間がとるべき選択肢は2つ。
- あきらめて何もかも投げ出す
- 苦い経験を糧とし、前に進む
ここで心機一転することにしました。過去の苦い経験を生かして、新しい地で最小限のプラグインのみで再び不死鳥のように復活しようと決心したのでした。そこで、このさくらサーバーをXサーバーへ移行させる決意をしました。
移行の条件
- ドメインはそのまま継続(変更しない)
- さくら から Xサーバーへ移転
- データベースは必要なテーブルのみ移動
- プラグインは最小限に
- サイトを再現する(同じテーマを使用 and ついでにVer更新)
と、こんなところでしょうか。次回は、さっそく移行するための準備にとりかかりたいと思います。
to be continue…