WordPress seo のプラグインも、Ver2.3.1となり、大幅に変更されました。今回はWordPress seo by Yoastの設定方法を一つずつ細かく見ていきます。一つ一つ適切に設定していけば、SEOの評価はかなり高くなります。
それほど難しくないので、初心者の方でも簡単に設定できるでしょう!
WordPress seo 日本語翻訳ファイル
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設定を始める前に
Googleはペンギン・パンダアップデートを経て、ますますSEOに対する対策が重要になってきました。かつての小手先だけのテクニックだけではSEOの評価は上がりにくくなっています。そこで近年重要となってきたのが、「良質な記事」を作ることです。「良質な記事」とは、「大勢の人にとって有益な情報を提供するコンテンツ」という意味でもあります。
重要なフォーカスキーワードの設定や、ページの概要もその一つです。SEOの評価を上げるのは困難ですが、すこしづつ適切に設定をしていくことで、確実にSEOの評価はUPするでしょう!
是非、当記事を参考にして、挑戦してみてください。
WordPress seo 設定方法 タイトル編 の設定方法
タイトル&メタの設定は下記のような手順で設定していきます。
- 一般・・・タイトルを任意のものに強制的に書き換えるのか?の設定をします。
- ホームページ・・・ホームページのTOPのタブのタイトルとページの概要の設定します。
- 投稿タイプ・・・投稿記事のタブのタイトルとページの概要の設定します。
- タクソノミー・・・ここではデフォルトのままにしておきます。
- アーカイブ・・・必要に応じて任意で設定します。
- その他・・・必要に応じて任意で設定します。
一般設定
デフォルトだとSEO的にも良くないので、ここは変更が必要です。「タイトルの強制書き換えを有効にする」にチェックを入れます。タイトルの区切りは、通常「 | 」にします。
ホームページ設定
ホームページのタイトルを設定します。インターネットでTOPページを開いた時に、タブにタイトルが表示されます。SEOにとっても効果が高いので、是非設定しましょう!
通常は、<サイト名>をタイトルにし、メタの記述には、<サイトの概要>を入力します。
投稿タイプ
今度は、投稿記事や固定ページを表示した際の、各種テンプレートなどを設定していきます。
タイトルテンプレート
投稿・固定ページ・メディアのタイトルテンプレートに、「%%title%% %%page%% | サイト名」を設定します。テンプレートに使用できる変数(%%page%%など)は後ほど説明します。
タイトルにサイト名などが含まれていると、SEOの評価も有利になります。
メタ記述のテンプレート
空白でも構いませんが、サイトの簡単な説明を記述しておくのもいいでしょう。その際は、サイトを表現できるようなキーワードを何個か記述しておくと良いでしょう。例えば、パソコン教室なら「講座」や「パソコン」などのキーワードです。
SEOの評価にも微妙に関係してくるので、できれば記述しておきましょう。
noindex, followとは?
このタグを付けたページを検索結果に表示させないようにする目的で使用します。大抵の場合は、意識する必要はありません。しかし、リンクだらけのページ(HTMLサイトマップ)の場合などは必要になるケースもあります。リンクだらけのHTMLサイトマップは、Googleの評価ではスパム(悪いページ)と判断するからです。
これにより評価は下がり、結果、SEOのスコアも低下します。
ただし、普通の投稿記事や固定ページに「noindex, follow」を付ける必要はありません。SEOの評価に直結するので、よく考えてからチェックを付けましょう。
スニペットプレビューの日付
スニペットプレビューとは、検索した際に表示される説明文のことです。その説明文の先頭に、日付を表示するかどうかを設定します。無くても構いませんが、チェックを付けておくのもいいでしょう。
SEOの評価には関係ありません。
Yoast SEOメタボックス
投稿記事や固定ページを作成する際の、ページ最下部に表示されるWordPress seo by Yoastの専用入力フォームのことです。非表示にすると、表示されなくなるので、デフォルトのままにしておきましょう。
フォーカスキーワードなどを設定しないと、SEOにとって不利になります。
アーカイブ
ここは、デフォルトのままでもOKですが、<重複コンテンツの防止>にチェックを入れておきましょう。重複コンテンツが検出されると、SEOにとって不利になります。
その他の設定
<DMOZ>と<Yahooディレクトリ>にチェックを入れます。<DMOZ>とは、ボランティアによって運営されている世界最大のディレクトリです。ただ、現在はディレクトリとしての価値はほぼ無いに等しいため、ほとんどの人は利用していません。
(※一部、SEO的に有利になると思っている人はいるみたいですが・・・)
<Yahooディレクトリ>も同様に、2014年12月31日をもってサービスを中止しています。つまりは、DMOZと同じく価値のないディレクトリになっているということです。
タイトル&メタのテンプレート変数
%%date%% | 日付けに置換する |
---|---|
%%title%% | タイトルに置換する |
%%parent_title%% | 親ページのタイトルに置換する |
%%sitename%% | サイト名に置換する |
%%sitedesc%% | タグライン / 概要に置換する |
%%excerpt%% | 抜粋に置換する(存在しない場合は自動生成) |
%%excerpt_only%% | 抜粋に置換する(自動生成なし) |
%%tag%% | 現在のタグに置換する |
%%category%% | カテゴリーに置換する |
%%category_description%% | カテゴリーの概要に置換する |
%%tag_description%% | タグの概要に置換する |
%%term_description%% | 用語の説明に置換する |
%%term_title%% | 用語のタイトルに置換する |
%%searchphrase%% | 現在の検索語句に置換する |
%%sep%% | テーマのwp_title()タグの定義に置換する |
テンプレート変数は複数を組み合わせることもできます。上記でも述べたように、タイトルなどは、「%%title%% %%page%% | サイト名」の記述がスタンダードです。
あまり、複雑にしすぎると、SEO的にも不利になるので、適度に設定しましょう。
高度なタイトル&メタのテンプレート変数
%%pt_single%% | 投稿記事の単一のラベルに置換する |
---|---|
%%pt_plural%% | 投稿記事の複数のラベルに置換する |
%%modified%% | 変更された時間に置換する |
%%id%% | 投稿記事のIDに置換する |
%%name%% | 著作者名に置換する |
%%userid%% | 著作者のユーザーIDに置換する |
%%currenttime%% | 現在時刻に置換する |
%%currentdate%% | 現在の日付に置換する |
%%currentday%% | 現在日に置換する |
%%currentmonth%% | 現在の月に置換する |
%%currentyear%% | 現在の年に置換する |
%%page%% | 現在のページ番号に置換する(ページ 2 of 4) |
%%pagetotal%% | ページの総数に置換する |
%%pagenumber%% | 現在のページ番号に置換する(ページ総数なし) |
%%caption%% | 添付ファイルのキャプションに置換する |
%%focuskw%% | フォーカスキーワードに置換する |
%%term404%% | 404の原因となったスラグに置換する |
%%cf_<custom-field-name>%% | 投稿記事のカスタムフィールドの値に置換する |
%%ct_<custom-tax-name>%% | タクソノミー(カンマ区切り)に置換する |
%%ct_desc_<custom-tax-name>%% | タクソノミーの概要に置換する |
ほとんどの場合、この高度な変数は使う場面が多くないかもしれません。
一応知っておけば、何かの時に利用できるかも・・・。
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