• 2017年3月10日

財布がどこにあるか分からない? それならTile Mateでもう安心!

財布がどこにあるか分からない? それならTile Mateでもう安心!

財布がどこにあるか分からない? それならTile Mateでもう安心! 700 433 パソコン生活サポート Pasonal

ない・・・。「家の中?」「車の中?」「それとも、誰かに盗まれたのか?」あちこち探し回った挙句に見つからない・・・。そんな無駄な時間と、エネルギーを費やした経験は誰にでもあると思います。年を取ってくれば、それこそ頻繁になりがちです。

そこで今回購入したのは「Tile Mate」というアイテムです。

 

Tile Mateとは?

Tile Mate」は、Bluetooth(ブルートゥース)を利用して対象の位置を特定するためのアイテムです。

例えば、財布をよく無くす場合は、この「Tile Mate」を財布の中に入れおくわけです。すると、スマートフォンを使って財布の位置を特定でき、特定範囲内に対象があれば、アラームで知らせてくれるというものです。

財布をよく忘れる私にはうってつけのアイテム・・・となるハズです。

今回は設定までのチュートリアルとレビューを兼ねてご紹介したいと思います。

Tile Mateとは

 

まずはTile Mateを設定しよう!

【手順1】Tile Mateをインストール

「Google Play」から「Tile」を検索し、インストールします。

Tile Mateをインストール

【手順2】 Sign UP(サインアップ)

「Tile」を起動して、サインアップをします。

Sign UP

【手順3】 登録

メールアドレスとパスワードを入力します。このメールアドレスに後から「暗証番号」が送られてきます。パスワードは最低7桁は必要です。

メールアドレスとパスワード

【手順4】セットアップ

BluetoothとLocationにチェックを入れます。「Got it」をタップして次に進みます。

セットアップ

 

【手順5】 Tile Mateを登録

「+」のマークをタップして、メールで送られてきたパスワードを入力します。

Tile Mateを登録

 

【確認】メールに添付されているパスワードを確認する

ちょっと順番が逆になりましたが、上記④の「+」をタップすると、パスワード入力の画面になります。と、同時に登録したメールアドレスにメールが送信されます。使っているメーラーによっては、迷惑メールに入っていることもあるので注意が必要です。

※私の場合は、送られてきたメールはすべて迷惑メールに入っていました。

メールアドレスを確認

 

【手順6】 Tileを認証させる

Tile Mate」の中央ボタンをクリックし、スマートフォンに近づけます。正確に認証されると、「Activation!(認証完了!)」の画面に切り替わります。

Tileを認証させる

 

【手順7】 試してみよう!

Tile Mate」を付けたい対象のアイテムを一覧から選択します。これで音がなればOKです。

試してみよう!

 

【実験1】音を鳴らす!

さて、財布の中などに「Tile Mate」を入れたら、⑦の登録した財布のマーク(Wallet)をクリックしてみましょう。下記のような画面になります。「Find(探す)」ボタンをタップすれば、位置を特定することができます。

再度、探すとき

 

【実験2】マップから探す!

マップから探す場合、「Options(オプション設定)」タブから、「View on Map(マップを確認する)」を選択します。マップでの確認は、大まかな位置しか表示されませんが、それでもどこにあるかは判別できます。

※精度は決して良いとは言えませんが・・・。

マップから探す!

 

Tile Mateを検証してみる

【検証1】家の中で検証

今度は「Tile Mate」を検証してみました。

検証内容は以下の通り。

  • 「家の中で財布を無くした」という想定。
  • 自宅の2階と1階を使用。
  • 音が聞こえるか?

自分は2階で、「Tile Mate」は1階の居間に置きます。直線距離でおよそ7mほどの距離です。アプリで音を鳴らしてみた結果、1階から音が聞こえてきました。家の構造にもよるでしょうが、Bluetoothは床を貫通して届いているようです。

試しに他の場所、お風呂場などにおいて検証をしてみましたが、音が聞こえてきました。家の構造にもよると思いますが、一応は探すことができました

 

【検証2】外に置いて検証

検証内容は以下の通り。

  • 「財布を外に置き忘れた」という想定。
  • 庭に「Tile Mate」を置く。
  • スマホで位置を特定できるのか?

今度は、「Tile Mate」を外に置いて検証してみました。スマホからTileを起動させ、Mapをみて位置を確認したところ、以下のような画面になりました。「おお?!ちゃんと反応するじゃないか。」

ご覧のように、「Tile Mate」の位置がアイコンで表示されています。ただし、おおよその位置しか特定できません。しかも、「自分の位置」と「Tile Mateを置いた位置」が逆に表示されているではないか・・・。

「Tile Mate」を外に置いて検証

 

どうしたものかと思っていた、その数分後・・・。「Tile Mate」の位置をロスト!スマホに全く表示されなくなってしまいました。

Tile Mateの位置を見失う

 

やっぱり離れすぎると無理なのだろうか・・・?と、そこに1通のメールが来ました。何やら英語で言っていますが、簡単に訳すと以下の通り。

なかなか親切設計ですね。

そこでMapを確認してみました。青い丸が「Tile Mate」の位置で、赤いバルーンが自分の位置です。そもそも自分のいる位置が違って表示されていますが、Tileの位置はだいたい正確に表示されています。

1通のメール

 

今回の検証から、「Tile Mate」から10~15mの範囲では有効に動作するものの、それ以上離れると信号が途切れ、登録したメールアドレス宛に、おおまかな位置情報が送られてくることがわかりました。

要は、「Tile Mate」の場所が分からない場合は、スマホをもって歩き回るしかないということです。

※しかし、BluetoothがONだと電池の消耗が激しくなります・・・。

Mapを確認

 

Tile Mateをレビュー!

評価項目 評価
コンパクトさ ★★★★★
価格 ★★
音の大きさ ★★★★
精度 ★★★
使い勝手 ★★★
  • ※5段階評価です。
  • ※検証の結果を、独断と偏見で評価しています。

 

【Good】良い点

まず、「Tile Mate」の大きさはデザイン的かつ、コンパクトに設計されており、財布の中に入れてもかさばることはありません。キーケースやカバンにも付けることが出来るので、用途の幅は広いと思います。また、音もそれなりに大きいので探す際には助かります。

精度はあまり高くありませんが、おおよその位置をメールにて知らせてくれるシステムなので、だいたいの場所を把握するのに役立つでしょう。よく物忘れをする人にとっては試してみる価値はありそうです。

 

【Bad】悪い点

Bluetoothの性質上、電波が届く範囲はおよそ10m前後と言われています。「Tile Mate」との距離がかなり離れると、位置信号をロストしてしまいます。これはBluetoothの性質上しかたがないことですが、一応留意しておく必要があります。

もっとも大きな問題点は、「使い切り」だということです。電池を交換できないため、約1年後には使い物にならなくなります。そのたびに、購入する必要があるということです。あえてそのように設計したのでしょうが、まずは1年間試してみて、気に入ったのであれば、再度購入したほうが良いでしょう。

 

あとがき

さて、今回検証した「Tile Mate」は気になりましたか?最近めっきり物忘れが多くなって・・・、という人なら試してみる価値はあるかもしれません。良い点と悪い点を踏まえた上で、検討してみましょう。

 

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