• 2014年1月14日

小学生 プログラミング講座 !結構人気みたい!

小学生 プログラミング講座 !結構人気みたい!

小学生 プログラミング講座 !結構人気みたい! 424 283 パソコン生活サポート Pasonal

コンピューターを動かす命令書を作成する「プログラミング」を、小学生のうちから学ぶ取り組みが注目されています。ゲーム感覚で体験できるソフトが開発され、NPOなどが開くプログラミング教室の人気も高いようです。国もIT教育の一環として力を入れ始めました。

 

勉強に役立つプログラミング

昨年12月上旬の日曜日。東京都内の教室に小学生30人が集まり、パソコンに集中していた。視線の先にはネコのイラスト。画面の左側には「10秒」「右に10歩」「端にぶつかったら跳ね返る」などと書かれたプログラムが並んでいる。

それを指定された場所に動かすと、ネコが組み合わされた支持通りに動く仕組みになっている。

子どもたちは「ネコを増やすにはどうするの?」「背景の絵を変えたい」などとスタッフに質問しながら、あっと言う間に複数のネコからネズミが逃げるゲームをそれぞれプログラミングした。

参加した小学3年生の宮城圭君は「パソコンはインターネットをやるくらいだけど、ネコを自分で増やしたりできて楽しかった。家でもやりたい」と満足そうだった。

企画したのは、子供むけにITや芸術などのワークショップを展開するNPO法人「CANVAS」(東京都)。講師を務めた寺田篤生さんは「プログラマーになってほしいというよりも、遊びの中でいろいろな経験をしてほしい。

プログラムはパソコンに正確に指示を出さないと思い通りに動かないので、国語や算数で学んだことを使わないといけない。総合的にいろいろなことが学べる」と話す。

使われているのはマサチューセッツ工科大が子供向けに2007年に公開した「スクラッチ」を呼ばれるソフト。日本語に翻訳されている。プログラミングは数字やアルファベットを組み合わせてパソコンへの命令を書く作業で、それをもとにテレビゲームや電子機器は動いている。

スクラッチでは言葉が書かれたブロックを組み合わせることで、パソコンに命令を与える体験ができる。CANVASでは今後、グーグルと協力し名刺大の「ラズベリーパイ」と呼ばれる端末を使って、プログラミングなどの基礎を学ぶ教室を展開していくという。

子供向けの教室はサイバーエージェントのグループ会社「CA Tech Kids」も運営している。iPhoneのアプリやゲームを作成するコースなどがあり、募集と同時にすぐに満員になる活況ぶりである。「身の回りはデジタル制御されたものであふれれている。

プログラミングを学ぶことで、そういった仕組みを理解するとともに、将来はそれを提供する側になってほしい」と話す。

プログラミング教育は、文部科学省も進めている。12年度に実地された新学習指導要領で、中学工の技術・家庭科でプログラミングが必修になった。また、政府が13年6月に発表した日本再興戦略では、「ギブ教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する」と明記された。

その2ヶ月後に開かれた政府の産業競争力会議で、楽天の三木谷社長が「エンジニアの質、量ともにレベルを大幅に上げる必要がある」と発言。経済界がプログラミン教育の必要性を訴えていることが背景にある。

文科省では10年8月、スクラッチを参考に「プログラミング」というソフトを開発し、ホームページで公開。動物などの絵を動かしてアニメーションを作成することができる。

現在は人気漫画「宇宙兄弟」と協力し、主人公などのイラストを使った作品コンテストを開くなど力を入れている。文科省の担当者は「プログラミングなどの技術に関心を持ってもらうきっかけにしてほしい」と話す。

今後、小学校でのプログラミング教育の在り方などについて調査を始めるという。

中日新聞:教育13面

 

楽しく学べるアルゴリズム!

プログラミングを聞くと「難しい」「専門的」というイメージがあります。確かに、プログラミングは専用の言語や命令をある程度勉強しないと使うことは難しいと思います。ましてや小学生なんて・・・と初めは思いました。

しかし、この「スクラッチ」は直感的に操作でき、なおかつ単純に使用することができます。

一番の優れたところは、「プログラムなんだけど、プログラムを意識しなくて良い」点だと思います。あらかじめ決められたコマンド(命令)を自由に組み合わせて動きを制御できるため、命令なんて知らなくても、アルゴリズムさえわかれば、キャラクターを思い通りに操作することができます。

子どもだけで使うことは難しいですが、サポートできる人がそばにいるのであれば、十二分に楽しめると思います。何より、項目を組み合わせるのに頭を使うため、子供たちにとっては勉強になるでしょう!

機会があれば、うちのパソコン教室でも取り入れて、子供達と楽しみながら学習したいと思います!

 

Scrach 2.0動画