• 2015年3月4日

真似ぶ Illustrator講座 ポップ風テキスト

真似ぶ Illustrator講座 ポップ風テキスト

真似ぶ Illustrator講座 ポップ風テキスト 424 283 パソコン生活サポート Pasonal

2015年を迎えてから、もう2ヶ月が過ぎたんですね~。とゆーわけで、第9弾は「ポップ風テキスト」を勉強したいと思います。今回のは、簡単なのですぐ出来そうです。毎度のことながら、「小さなテクニックからコツコツと」をモットーに進めていきます。

分かりやすく解説しているので、初心者の方も安心して参考にしてください。

 

環境 / Development

環境 Illustrator CS5
OS Windows 7 64bit
制作時間 20分程度
ステップ数 5ステップ
対応バージョン CS5 / CS6 / CC
使用フォント Impact
難易度 評価1

 

使用している参考書

初心者の方は、真似して作ろうと思っても、なかなか難しいものです。

下記の参考書は私が仕事上でも使用しているものです。

 

Illustrator CS5 逆引きデザイン事典 PLUS

「逆引き」と名前が付いていることから、~する方法がわからないと言った時に非常に役に立ちます。

各ページもカラフルで読みやすく、見やすいのが特徴的です。

ページ数が多いので、色々調べたいことが出てきた場合に、良く利用しています。

初級者の方ならこちらの逆引き辞典がお勧めです。

逆に中級者以上の人なら、下記で紹介している「10年つかえる逆引き手帖」を利用しましょう。

 

Illustrator 10年使える逆引き手帖【CC/CS6/CS5 対応】【Mac OS X & Windows 対応】 (ああしたい。こうしたい。)

言わずと知れた逆手引きの参考書です。

ステップbyステップ形式ではなく、分からない操作等をちょこちょこ調べるために使用しています。

使用頻度は低いですが、いざという時にためになる辞書のような存在です。

中級者以上のかたなら、とても勉強になる本だと思います。

初級者の方は、基本的な操作がわかってないと、ちょっと苦しいかもしれません。

 

Photoshop+Illustrator Design Technique

この参考書は操作の基礎知識が書かれているのではなく、「作品の作りかた」を紹介している本です。

内容も面白く「これ作りたい!!」と思わせるような作品とチュートリアルが記載されています。

全編カラーで非常に読みやすく、画像も多用されているため、非常にお得感満載です!

ですが、Illustratorだけではなく、Photoshopも使用しているため注意が必要です。

PhotoshopとIllustratorの連携を学びたいのであれば、お勧めの参考書でしょう。

初級者にはちょっと難しい内容かもしれません。

中級者以上であれば、間違いなく連携のテクニックが身に付きます。

気になる方は、是非一度手に取ってみてください。

 

Illustratorの基本ルール -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-【CS5/CS4/CS3/CS2/CS 対応】 (デザインラボ)

かなり大きな参考書ですが、内容は分かりやすいです!

前半は「操作系の基礎知識」、後半は「デザインの実践」といった感じなので、初心者でも安心です。

例えば、後半の「デザインの実践」では、「立体キャラクタ」や「3D機能を使用したデザイン」等が記載されています。

また、全編カラーなので、非常に見やすいのも特徴です。

基本的な操作から、その応用までをステップアップ形式で学ぶことができます。

 

Illustrator Design Manual テクスチャ&テキストエフェクト

今回使用した参考書です。

全編カラーで非常に見やすく、なおかつチュートリアルも非常に分かりやすいです。

初級レベルのものから、やや難しいものまで、幅広く網羅しているので、練習にはうってつけでしょう。

この本でテクニックを少しずつ身に付けていけば、必ずレベルアップできます。

かなりお勧めの本です。

 

Illustrator講座 ポップ風テキスト

「学ぶ=真似ぶ」をモットーに勉強も兼ねて解説しています。

各STEPに分けて、なるべく分かりやく説明しています。

 

STEP1 テキストの描画

ポップ風テキスト テキスト描画

 

STEP2 アウトライン作成と文字幅の拡張

まずは、テキストを選択し、「書式 > アウトラインを作成」を適用します。

※このとき、アウトライン化したテキストを別のレイヤーに移動させておきましょう。レイヤーはロック / 非表示にします。

次にアウトライン化したテキストの文字幅を拡張します。

「線幅」と「塗り」の設定値は下記の通りです。

ポップ風テキスト 縁取り

 

STEP3 アウトライン化と立体表示

次の手順で作成します。

  1. 上部メニュー「オブジェクト > パス > パスのアウトライン」を適用
  2. パスファインダーパネルから「合体」を適用
  3. 上記のオブジェクト(合体したもの)を選択し、コピーしておく(※Ctrl + C)
  4. 「オブジェクト > 変形 > 移動」から「移動距離:3.5mm」、角度「-40度」を設定
  5. 上記のオブジェクトの塗りを「C:100% M:75% Y:25% K:10%」
  6. 3でコピーしておいたオブジェクトを「Ctrl + Shift + V」で元の位置に複製

上記の1~6の手順を実行すると、下記のような感じになるはずです。

ポップ風テキスト アウトライン化

 

STEP4 ドロップシャドウと光彩

下記のように設定していきます。

  • ※ラスタライズ効果は「高解像度 300ppi」に設定しておきます
  • ※上記は、「効果 > ドキュメントのラスタライズ効果設定」から設定できます

[背面のオブジェクト]

「効果 > スタイライズ > ドロップシャドウ」を適用します。

  • 描画モード:乗算
  • 不透明度:30%
  • X軸オフセット:1mm
  • Y軸オフセット:1mm
  • ぼかし:0.5mm
  • カラー:黒色

[前面のオブジェクト]

「効果 > スタイライズ > 光彩(内側)」を適用します。

  • 描画モード:乗算
  • 不透明度:25%
  • ぼかし:4mm
  • カラー:黒色

ポップ風テキスト ドロップシャドウと光彩

 

STEP5 仕上げと完成

ポップ風テキスト 仕上げ
STEP2で別レイヤーにコピーしておいた、アウトライン化したテキストを表示させます。

テキストの色を「白色」に変更し、下記のようにドロップシャドウを適用させます。

ドロップシャドウは、「効果 > スタイライズ > ドロップシャドウ」から適用できます。

これで、ポップ風テキストは完成です。