• 2014年12月1日

羽島探訪記 Vol.1

羽島探訪記 Vol.1

羽島探訪記 Vol.1 424 283 パソコン生活サポート Pasonal

みなさん、こんにちわ!

実は日曜日に久しぶりに自転車で羽島地域を気のおもむくままに小旅行をしました。

羽島に住んでいるとはいえ、周辺地域をじっくりみることなんかあまりありません。

でも、意外な発見があったり、綺麗だなと思える景色も意外と近くにあるもんなんですね。

今回の記事は羽島探訪記をご紹介したいと思います。

 

羽島ってどんなとこ??

岐阜県羽島市、岐阜は日本列島のほぼ中心にあります。

羽島には木曽川が流れており、川を隔てた向こう側は愛知県一宮市です。

また、川沿いということから昔から洪水に多く見舞われてきた地域でもあります。

それ故に堤防の上に神社や祠(ほこら)が数多く点在しているのも特徴です。

特に川沿いの家々では昔ながらの古い旧家が数多く残っており、洪水に備えた高い生垣もみることができます。

うっそうと生い茂る森 自宅近くはこのような風景がたくさんあります

うっそうと生い茂る森 自宅近くはこのような風景がたくさんあります

 

羽島にはめだった施設や建物はありません、故に田舎らしい風景といえます。

多くの家では畑を持っており、個人で野菜を育てている人が多数です。

なので、お野菜にはこまりません(笑)

近所からもらったり、あげたりしているため、スーパーで野菜を買う必要がなく、タダ同然で手に入ります!

この季節目を引くのが、イチョウの木です。

紅葉の季節は若干過ぎましたが、羽島のあちこちでイチョウの木を目にすることがあります。

畑とイチョウの森

畑とイチョウの森

 

私の自宅からすぐそこにあるイチョウの並木道。

鮮やかな黄色のイチョウの木がとても美しいです。

コントラスト的に赤い紅葉の木もあれば、さらに美しい空間になりそうです。

この日は天気もよく、イチョウの葉っぱがひらひらと舞い落ちていました。

イチョウ並木の道 鮮やかな黄色が目を引きます

イチョウ並木の道 鮮やかな黄色が目を引きます

 

もう紅葉の季節も終わりを告げてますね・・・。

道路一面が、落ちたイチョウの葉っぱで埋め尽くされています。

こういう道を通るとなんだか不思議な感じがしますね~。

私も自宅の近くに、こんな場所があるなんて初めてしりました(笑)

たまには自由気ままに自転車でふらふらと出かけると、意外な発見があって面白いと思います。

イチョウのじゅうたん 綺麗ですよね!

イチョウのじゅうたん 綺麗ですよね!

 

イチョウの木でできたトンネル。

ここら辺は住宅地にも関わらず、イチョウの木が本当に多いです。

昔からずっと大切にしてきたんですね。

イチョウの木のトンネル

イチョウの木のトンネル

 

近くで見つけた小さな祠(ほこら)。

船橋跡(ふなばしあと)とありますが、看板らしきものも無く由来はわかりません。

住宅地より高い位置にあるのは、洪水からの被害を防ぐためでしょうね。

立派な鳥井が何本もあることから、きっと地元の人たちに大切にされてきたのでしょう。

船橋跡の石柱

船橋跡の石柱

 

祠の近くにもイチョウの木があります。

祠の近くにもイチョウの木があります。

 

立派な鳥井が3つもあります。何か特別な意味でもあるのでしょうか?

立派な鳥井が3つもあります。何か特別な意味でもあるのでしょうか?

 

堤防沿いの景色

堤防沿いには畑とイチョウの森がたくさんあります。

堤防の草も秋らしく、うっすら黄色ですね。

地域によっても異なるでしょうが、羽島のこのあたりは何故かこじんまりとしたイチョウの森が多いような気がします。

個人の所有する土地なのだろうか・・・?

畑とイチョウの森

畑とイチョウの森

 

この日はちょうど曇りだったこともあり、時たまくものすき間から太陽が顔をのぞかせていました。

こういう光ってなぜか魅入ってしまいますよね~。

気候もちょうど良く、寒くもなく、少し暖かいほどでした。

雲のすき間からあふれ出す太陽の光

雲のすき間からあふれ出す太陽の光

 

堤防から少し降りた道路で見かけた看板。

おそらく個人の人が立てたものなのでしょうが・・・、手の形が何となく怖いです(笑)

なんか呪われそうな感じ。

よほど、立ち入ってほしくなかったのかな・・・。

奇妙な看板。何のため??

奇妙な看板。何のため??

 

立派なお宅ですね。

代々の有力者の関係なのでしょうか?豪族(ごうぞく)とかそんな感じですかね。

羽島地域にはこのような立派で古い家が数多く残っています。

生垣も他の家と比べると段違いに高かったです。

昔はよく洪水が起こっていたほどなので、その名残なんでしょうね。

堤防が出来てからは、洪水が起こった記録もほとんどなく、生垣が高い家も少なくなっていったようです。

古い立派な邸宅。高い生垣が特徴的ですね

古い立派な邸宅。高い生垣が特徴的ですね

 

こちらも堤防沿いで見かけた変わったお家。

なぜか和風の住宅地の中に西洋風な真四角の塔みたいな建物がありました。

窓ガラスの形も四角ではなく、三角だったりします。

違和感があったので、思わず撮ってしまいました。

なんなんだろ・・・??

和風の住宅に囲われた、怪しげな西洋風の塔

和風の住宅に囲われた、怪しげな西洋風の塔


 

円空上人の里 羽島

羽島は円空誕生の地という説があります。

円空上人とは昔のえら~いお坊さんの方です。

彼は日本各地を巡り、人々に教えを説き、その足跡として木彫りの仏像を残したと言われています。

羽島以外にも、この円空上人の仏像が岐阜県にはたくさん残っています。

産湯の井戸はそのうちの一つでしょう。

羽島市の指定史跡に認定されています。

円空上人産湯の井戸

円空上人産湯の井戸

 

井戸は昔は使われていたようですが、現在ではこんな感じになっています。

立派な木彫りの仏像が備えられています。

円空上人産湯の井戸には今はもう使われていない様子。

円空上人産湯の井戸には今はもう使われていない様子。

 

円空上人の巨大な木彫りの像です。

かなり大きく、3~4メートルはあります。

なかなか、迫力がありますね~。

後ろの方にお堂があるようですが、この時は閉まっていました。

巨大な円空上人の仏像

巨大な円空上人の仏像

 

様々な形の仏像が所狭しと並んでいます。

不思議なことに、同じ顔、形が二つとありません。

中には面白い顔をした仏像や、みんなとは違う方向を向いた仏像、怒っている仏像などもありました。

それぞれがユニークであり、見ているだけで色んな発見がありました。

色んな表情の仏像がたくさん並んでいます。全部個性豊かな仏像ばかりですね

色んな表情の仏像がたくさん並んでいます。全部個性豊かな仏像ばかりですね

 

さて、これまで自宅の近くの風景をご紹介してきました。

羽島は何もない印象がありますが、探せば面白い発見ができる場所です。

今後もユニークな場所、面白い景色をご紹介していけたらなと思います。