■サンプルデータ
ROUND関数とTRUNC関数のサンプルデータです。
動作の確認と検証に使用してください。ただし、関数によっては未完成のものもあります。
今後バージョンをアップしていきます。定期的にダウンロードしてみてください。
※未完成なので、ご了承ください。少しづつ完成させ、アップロードしていきます。
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■数値を丸めることができる関数一覧
数値を丸めることができる関数は以下の通りだけど、ちょっと注意が必要です。
切り捨て、切り上げ、四捨五入とそれぞれ用途が異なるので、よく確認してから利用しましょう。
関数名 | 用途 | 書式 |
---|---|---|
ROUND | 四捨五入 | =ROUND(数値 , 桁数) |
TRUNC | 切り捨て | =TRUNC(数値 , 桁数) |
ROUNDUP | 切り上げ | =ROUNDUP(数値 , 桁数) |
ROUNDDOWN | 切り捨て | =ROUNDDOWN(数値 , 桁数) |
【桁数の指定値】
プラスの値だと小数点を、マイナスの値だと整数部分になります。
桁数 | 説明 |
---|---|
3 | 小数第3位で切り捨て |
2 | 小数第2位で切り捨て |
1 | 小数第1位で切り捨て |
0 | 小数点以下すべて切り捨て |
-1 | 整数第1位で切り捨て |
-2 | 整数第2位で切り捨て |
-3 | 整数第3位で切り捨て |
■TRUNC関数とROUNDDOWN関数の違い
TRUNC関数とROUNDDOWN関数はともに桁数を指定することで、数値を切り捨てることができます。
明確な違いはありませんが、違いはTRUNC関数は桁数の指定を省くことができる点です。これはデフォルトの規定値が0となっているためです。
一方ROUNDDOWN関数は、桁数を省くことができません。
実際には、どちらを使用してもOKです。
例1 数値「25.58785」にROUNDUP関数を使用した場合
=ROUNDUP(A5,1)
桁数に小数点第1位を指定します。
例2 数値「25.58785」にROUNDDOWN関数を使用した場合
=ROUNDDOWN(A5,1)
桁数に小数点第1位を指定します。
例3 数値「25.58785」にTRUNC関数を使用した場合
=TRUNC(A5,1)
TRUNC関数は桁数の指定を省くこともできます。
その場合は、規定値が0となります。
例4 数値「25.58785」にROUND関数を使用した場合
=ROUND(A5,1)
桁数に小数点第1位を指定します。
例5 千円単位で四捨五入する場合
=ROUND(K34/1000,0)
円の単位から、千の単位へ四捨五入した場合です。
1000で除算し、桁数に0を指定することで小数点以下を切り捨て四捨五入します。
■おさらい:数値を切り上げるなら
【例1】=ROUNDUP(A5,1)
■おさらい:数値を切り下げるなら
【例2】=ROUNDDOWN(A5,1)
【例3】=TRUNC(A5,1)
■おさらい:四捨五入するなら
【例4】=ROUND(A5,1)
数値の丸めは関数名は違えど、すべて同じ書式です。
桁数を指定することで、任意の位置を選べます。
■おさらい:千円単位で四捨五入するなら
【例5】=ROUND(K34/1000,0)
1000で除算し、桁数に0を指定することで小数点以下を切り捨て四捨五入します。
集計や統計を求める
- 条件を指定して数値を合計したい
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