さて、今回の講座は「条件分岐」です。
プログラミング(アルゴリズム)は、一見難しそうに思えますが、実はすでに毎日実践していますよ。ただ、それがプログラミングだと認識していないだけなのです。
今回の講座も、ステップ by ステップで進むので、楽しく学びましょう!
アルゴリズムって何?
アルゴリズムとは『目的を達成するための手順または方法』のことです
プログラミングは『処理』『条件分岐』『繰り返し』の3つで成り立ちます。
条件分岐って何?
上記は、横断歩道を渡っているシーンです。このシーンを例に条件分岐を考えてみましょう!
横断歩道を渡るアルゴリズム
横断歩道を渡っているシーンのアルゴリズムを考えると、上記のようになります。『信号は赤である』という条件に対して、2つのルートに分岐します。
- 『信号が赤』 → 信号が変わるまで、その場で待機する。
- 『信号が赤ではない』 → 信号は「青」なので、横断歩道を渡る
このように、条件分岐とは、『はい or いいえ』で成り立つ条件式である必要があります。では、逆に成り立たない条件分岐とはどのようなものなのでしょうか?
次の例をみてみましょう。
成立しない条件分岐
『何が好きですか?』、このような条件分岐は成り立ちません。『何が好きですか?』の問いに対して、対応する回答がたくさんあるからです。
よって、『はい or いいえ』で成立しません。
このような場合は、条件分岐としては使えませんね。
Scratch2.0 で組み立ててみよう!
上記の例だと、『上向きの矢印キーが入力された時』に、『Hello!』というアクションを起こす条件分岐です。もし~ならのブロックに『上向きの矢印キーが押された』のブロックを組み合わせています。また、『ずっと』のブロックで繰り返し処理も同時に行っています。
どうだったでしょうか?
条件分岐の使い方が分かりましたか?これを基本にプログラムを徐々に複雑な組み合わせにしていきます。取り急ぎ、今日はこの辺で!
ではまた!!