• 2017年3月12日

Goopeを素敵に仕上げる、ちょっとしたコツをご紹介!【デザイン編】

Goopeを素敵に仕上げる、ちょっとしたコツをご紹介!【デザイン編】

Goopeを素敵に仕上げる、ちょっとしたコツをご紹介!【デザイン編】 700 495 パソコン生活サポート Pasonal

ホームページと言えば、かつては専門的な知識が必要でした。

しかし、今やウェブビルダーが一般的となり、専門的な知識不要でインターネット上でホームページを組み立てることが出来るようになりました。

グーペ」もまた同様のウェブビルダーになります。

さて、今回はその「グーペ」を素早く、素敵に仕上げるちょっとしたコツをご紹介したいと思います。

 

❤「伝える」デザインについて

ホームページを作る目的は人それぞれだと思いますが、全ての人に共通している目的は「誰かに、何かを伝えるため」です。

それがインターネットを通して伝える「ホームページ」なのです。

そのために、今まで多くのデザイナーは日々苦心してホームページをデザインしてきました。

  • 「どうすれば、より見やすいだろうか?」
  • 「どうすれば、より伝わるデザインになるだろうか?」
  • 「どうすれば、より注目を集められるだろうか?」

現在あるホームページのデザインは、そんな世界中のウェブデザイナーさんたちの結晶だと思っています。

ほとんどの人は、その結晶であるウェブデザインを使っているワケです。

そんなウェブデザインが進化する過程の中で、多様なデザインが生み出されてきたわけですが、以下の2つに分けられると思っています。

  • 「文章を中心に伝えるデザイン」
  • 「イメージを中心に伝えるデザイン」

例えば、前者の「文章を中心に伝えたい」だと、ブログなどに向いています。後者だと、ブランドイメージを高めるサイトによく利用されています。

下記にサンプルサイトを記載しておきます。

一度のぞいてみてください。

 

◆文章を中心に伝えるデザイン

Yahoo

日々更新される圧倒的な情報量で、テキスト(文章)中心で伝えています。

画像はおまけ程度に使用されています。

 

◆イメージ(画像)で注目を高めるデザイン

古宇利島 / KOURIJIMA

テキストは極力省き、美しい高解像度のイメージを利用することで、注目を高めています。

思わず「美しいな」「一度行ってみようかな」という気になります。

 

◆イメージ(動画)で訴求力を高めるデザイン

IUQO

最近増えてきたフルスクリーン動画のデザインで、訴求力を高めています。

人は、動きのない静止画より、動きのある動画により強い印象を抱くからです。

 

さて、上記の「伝えるデザイン」が少し分かったところで、「グーペ」のデザイン・テンプレートを選んでいきましょう。


その1 ー 基本はデザイン選びから

グーペ」を素敵に仕上げるためには、デザイン選びから行う必要があります。

「自分の好きなデザインを選べばいいんでしょ?」と、思いがちですが、テンプレートのデザインにも「長所」と「短所」があります。また、店舗の業種によって「選ぶと良いもの」と「選ぶべきではないもの」があります。

サイトの最終的なイメージは、デザインテンプレートの選び方から決まると言っても過言ではありません。

 

★テンプレート選びのコツ

  • どんなタイプのデザインがあるのかを知る。
  • そのデザインの特徴は何なのかを知る。
  • 作りたい最終イメージと一致しているのかを考える。

 

テンプレートのデザインには大きく分類して3種類あります。

それぞれのタイプの特徴を把握しておきましょう。

 

▼スタンダード・デザイン

もっともスタンダードなデザインであり、上部に「店の名前」や「ロゴ」、グローバルメニュー、サイドカラム、コンテンツのデザイン構成で作られています。

インターネットでよく見かけるタイプのデザインです。

スタンダード・デザイン サンプル

上記のテンプレートは最もスタンダードなタイプな、「文章を中心に伝えるデザイン」といえます。

オールマイティーに利用でき、以下のような特徴があります。

 

スタンダード・デザインの長所

  1. 画像とテキストの配分が良く、閲覧者に必要な情報を提供することができる。
  2. グローバルメニューがページトップにあるため、閲覧者がページを参照しやすい。
  3. どこに何があるか分かりやすい、見やすいページデザインである。

 

スタンダード・デザインの短所

  1. 世の中に数多く溢れているタイプの、つまらないデザインとも言える。
  2. 商品(画像)をクローズアップしたサイト作りには不利である。
  3. サイト内に動的・視覚的な動きが無く、閲覧者の注目を集めづらい。

 

★このテンプレートはどのような場合に使用するのか?

  • 画像と文章を配分よく記載したい場合。
  • 見やすいサイトを作りたい場合。

スタンダード・デザインは、最もオーソドックス(一般的)なタイプのデザインです。

画像よりも、文章中心で伝えることができる一方、文章の構成力が必要となります。

商品の詳細を詳しく伝えたい」「見やすいサイトを作りたい」といった場合には、このオーソドックスなタイプのテンプレートを選択しましょう。

 

▼フルスクリーン・デザイン

フルスクリーン・デザインは、画面いっぱいに広がったデザイン表示で、「躍動感」・「ダイナミック」などが特徴です。

近年、このフルスクリーンを利用したホームページが多くなってきました。

フルスクリーンには「画像」と「動画」があります。

フルウィドス・デザイン

このテンプレートは「イメージを中心に伝えるデザイン」のタイプになります。

下記のような特徴があります。

 

フルスクリーン・デザインの長所

  1. 全画面で表示することで、閲覧者に視覚的なイメージ・情報を与えることができる。
  2. 商品を美しく、より洗練されたイメージで伝えることができる。
  3. パララックス(視差)を利用することで、注目を集めることができる。

 

フルスクリーン・デザインの短所

  1. テキストよりも、画像中心で見せるデザインのため、商品の説明不足につながる可能性がある。
  2. 商品を美しく見せるための写真加工が必須。
  3. 大きなサイズの画像を用意しなければならない。

 

★このテンプレートはどのような場合に使用するのか?

  • イメージ(企業イメージ / ブランドイメージ)を前面に押し出したい場合。
  • 文章よりも、画像中心でサイトを作る場合。

フルスクリーン・デザインは、文章よりも画像を中心に見せるサイトです。

このフルスクリーンのテンプレートに、見栄えの悪い、しょぼい画像を使用すると、見るに堪えないサイトが出来上がってしまいます。

よって、見栄えの良い画像を揃えるのはもちろん、高解像度の写真、それなりの画像サイズを用意しておく必要があります。

フルスクリーンのデザインは、ブランドイメージを高めたい場合に有効です。

 

▼サイドメニュー・デザイン

サイドメニュー・デザインには、「カラム」と「スライド」がありますが、どちらも、グローバルメニューをサイドに移動させたものです。

メニューは通常、左側にありますが、テンプレートによっては右側にあるものもあります。

上部にグローバルメニューが無い分、スッキリとした印象を受けます。

サイドメニュー・デザイン サンプル

このテンプレートは「文章を中心に伝えるデザイン」のタイプになります。

下記のような特徴があります。

 

サイドメニュー・デザインの長所

  1. トップに空間ができるため、活用次第で注目を集められる。
  2. メニュー項目が増えても、改行されることがない。
  3. 全体的にスキッリとした印象を与える。

 

サイドメニュー・デザインの短所

  1. サイドにメニューがあるので、コンテンツの領域がやや狭く感じる。
  2. 商品(画像)をクローズアップしたサイト作りには不利である。
  3. サイト内に動的・視覚的な動きが無く、閲覧者の注目を集めづらい。

 

★このテンプレートはどのような場合に使用するのか?

  • サイトをちょっとオシャレにしたい場合。
  • 文章中心で、画像は補足的な意味合いで使用する場合。

サイドメニュー・デザインは、画像よりも文章を中心に見せるサイトです。

サイドカラムにメニューがあるので、コンテンツ部分の領域はやや狭くなります。しかし、その分トップのヘッダー領域にスペースができるため、使い方によっては、サイトの印象を違った風に見せることができそうです。

現在では、サイドメニューを固定しているか、ページに追随させているようなサイトも多くあります。

残念ながら「グーペ」では、そのようなタイプはありませんが、好みで選択するとよいでしょう。

 

結局、何を使ったらいいの?

文章を中心に伝えたい場合

スタンダードに近い、サイドメニューの「Spoon」が最適です。

サイドメニュー故に、コンテンツ部分の領域がやや狭くなりますが、そのぶんヘッダーの領域が広くなります。

「飲食店」はもちろん、「雑貨屋」「洋服屋」「教室 / 塾」でもオールマイティーに利用できます。

文章を中心に伝えたい場合

 

イメージを中心に伝えたい場合

イメージを中心に伝えたい場合は、フルスクリーンのパララックスのテンプレートを利用しましょう。

※ただし、有料ですが・・・。無料でフルスクリーンのテンプレートがありません。

フルスクリーンのテンプレートを使う場合は、高解像度で大きなサイズの画像が必要になります。

自前で用意するのはなかなか難しいですが、「Adobe Stock」や「Shutterstock」などを利用して、店舗イメージに合う画像を探してみましょう。

イメージを中心に伝えたい場合

 

💖ポイント1 ー スライダーを素敵に仕上げる!

スライダーを素敵に仕上げるためには、以下の点が大切になります。

  • 「画像の大きさ」を最適に設定してから、アップロードすること。
  • 全てのスライド画像の「大きさを揃える」こと。

上記の点を実践するだけで、サイトのデザインが向上します。

 

「Goope」にログインし、管理画面から「2.スライドショー」を選択します。

スライダーを素敵にする

 

現在、下記の2つの画像が初期で設定されています。

スライドの追加

 

画像の「登録ボタン」から、スライドの画像を登録できます。

Spoonの画像の最適サイズは「横:1500 × 縦:900」になります。すべての画像は、この大きさを統一させます。

画像のサイズが不揃いだとレイアウトが崩れたり、見苦しい見た目になってしまいます。

画像の登録

 

不揃いだった場合は、どうなるのでしょうか?

下記にそれぞれ異なる画像サイズをスライダーに設定してみました。

スライダーで画像が変わった瞬間、画面全体がズレます。これだと、画像が切り替わるたびに、下の「ごあいさつ」のテキストなどが頻繁にズレてしまうため、閲覧者がストレスを感じるようになります。

画像サイズは必ず統一させましょう。

不揃いだった場合・・・

 

💖ポイント2 ー ロゴで印象をアップさせよう!

サイトにロゴを設置するだけで、サイトの雰囲気を高めることができます。

ロゴで印象をアップさせよう!

 

さらにロゴを素敵に仕上げてみましょう。

ロゴを付けて、タイトルの書体を変更するだけで、分かりやすくアピールしやすいロゴになりました。

※下記の画像は、PNGで背景を透過して作成しています。

さらにロゴを素敵に仕上げてみましょう。

 

💖ポイント3 ー スタッフをユニークに紹介しよう!

お店の雰囲気を伝えるポイントの一つに、「スタッフ紹介」があります。

自撮りで撮影した画像を使っても良いのですが、ちょっとお茶目な画像を使用するのも一つの手です。

スタッフをユニークに紹介しよう!

 

グーペを素敵にするコツのまとめ

  1. 文章中心ならテンプレート「Spoon」を使おう。
  2. フルスクリーンでブランドイメージを前面に押し出したいなら「Background」を使おう。
  3. スライダーで使う画像は、高解像度で作成し、大きさを統一させよう。
  4. サイトをにロゴを設置しよう。
  5. スタッフ紹介でサイトをユニークにしよう。

 

さて、「グーペ」のデザインを素敵にするコツを何点かご紹介しました。

始めてホームページを作る人にとっては、「デザイン」と聞いても分からないことだらけだと思います。

グーペ」を使うことを考えている人は、何かしらの飲食店などの店舗のページを作ろうと思っている人が多いと思います。最初は、管理画面でさえも戸惑うと思います。

ですが、ポイント押さえておくだけで、サイト作りは確実に楽になります。

今回紹介した点は、ごく一部になりますが、ちょっと実践するだけで、サイトの素敵さは少なからず向上すると思います。

今後、時間があれば、「グーペ」のチュートリアル記事を作りたいと思います。

取り急ぎ、今日はここまで。

 

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