ますます進化する世界最大のインターネット通販Amazon。
ドローンによる宅配や、スマートフォン認証によるレジフリーのシステムなど、画期的な発想で快進撃を続けるAmazonですが、今度が次なるサービスに目を向けているようです。
私たち消費者にとっては便利な反面、良くも悪くも、同業他社や雇用を取り巻く環境に激震を与えそうです。
Amazonのサービスをみていきたいと思います。
Amazonの凄すぎる快進撃
Amazonが誕生してまだわずかしか経っていませんが、Amazonの凄いところは、次々と新しいサービスを提供していることです。
もちろん資金が豊富だから出来ることですが、それでもリスクを恐れず突き進んでいく姿は他の会社も認めるところなのではないでしょうか。
ここで、Amazonが今日までにリリースしたサービスを見ていきましょう。
プライム会員なら見放題! – Amazon プライム ビデオ
言わずと知れた、映画・ドラマ・アニメ見放題サービス「Amazon プライム ビデオ」。
NetflixやHuluなどと同じように月額課金で見放題プランになります。Amazonの場合は、Amazonプライムサービスに加入していれば、実質無料で視聴することもできます。
最近では日本のドラマや映画なども充実してきました。
また、HD画質に対応しており、幅広いジャンルを扱っているので、利用しているユーザーも多いはず。
Amazonを普段からよく利用する人にとっては、嬉しいサービスです。
私がよく視聴しているもの
- 昭和元禄落語心中(アニメ)・・・何度も見てます!
- 愛しのローズマリー(アメリカ / コメディー)・・・何度も笑えます!
- 船を編む(アニメ)・・・美しい!
- 孤独のグルメ(日本 / ドラマ)・・・お腹すく!
- 結婚できない男(日本 / ドラマ)・・・俺か?
- きみはいい子(日本 / 映画)・・・泣きっぱなし!
- 007 慰めの報酬(アメリカ / 映画)・・・アクションすごすぎ!
プライム会員なら聴き放題! – Amazon プライム ミュージック
Google Play MusicやSpotify(スポティファイ)などと同じ音楽聞き放題定額サービスです。
Amazonプライム会員であれば、実質無料で利用することができます。
上記の「Amazon プライム ビデオ」でそうですが、Amazonプライム会員だとビデオ・ミュージックともに無料で利用できるのでお得になります。
曲数は100万曲以上と豊富に揃っていますが、Google Play Musicなどと比べると曲数・サービスの面でやや見劣りするかもしれません。
様々な端末で利用することができます。
ワンプッシュで日用品補充! – Amazon ダッシュ ボタン
「気付いたら、ない!」そんな時も大丈夫。
このAmazonダッシュボタンさえあれば、ワンプッシュで対象商品を素早くお届け!
「カミソリの替刃」「トイレットペーパー」「よく飲むビール」「洗濯用洗剤」まで、ありとあらゆる豊富な商品が揃っています。時間を節約したい主婦の心強い味方です。
一回利用すれば、もはや中毒?!
レジフリーでお買い物? – Amazon Go
スマートフォン片手に、レジフリーでお買い物?!
Amazonが考える次なる未来の形、「Amazon GO」。いかに簡単で効率的なショッピングを行えるかをビジョンに同社が進めているプロジェクトのようです。
2017年には実用化するということで、未来はすぐそこまで来ているといった感じになりそうですね。
驚くべきはそのシステム。
商品を手に取ってバックに入れるて帰るだけ。これでバック内に入っている商品をレジに並ぶことなく清算できるといったシステムのようです。
着々と実現に向けて動き始める「Amazon Go」。
雇用や利便性など多くの問題を提起されている同社のこのシステム、果たしてどうなるのでしょうか。
Amazon GO が描く未来のカタチ
ドローンで宅配?! – Amazon ドローンデリバリー
空から荷物がやってくる! Amazonが描く近未来システム「Amazon ドローン デリバリー」
現在の物流はトラックによる輸送が一般的ですが、同社のこのシステムは軽い荷物なら空輸してしまおうという発想です。
「台風や竜巻が来たらどうするの?」とか、「雨が降ったら・・・」など疑問点が山のようにありますが、Amazonはすでに小規模な実験を済ませており、本格的に導入するようです。
ますます、人が要らなくなる時代に、困る人・喜ぶ人、まさしく悲喜こもごもといったところでしょうか。
ですが、この発想には驚かさせるばかりです。
ひょっとしたら、エッチなビデオが空輸でやってきて、風に煽られ途中で他の家にポトン・・・、考えたくはない未来ですね。
カーディーラー不要?! – Amazon 試乗宅配サービス
快進撃が続くAmazonの次なるサービスはこちら、「Amazon 試乗宅配サービス」。
若者の自動車離れといわれて久しい今日この頃ですが、このシステムはAmazonから試乗したい車を手配するというもの。
今の所は日産車の限られた車のみのようですが、わざわざカーディーラーに出向くことなく、車に試乗できるようになります。
確かにカーディーラーに出向くのには、ちょっと面倒くさいです。
どうせ試乗が終わったら、「お得ですよ!」「今ならですね~」の説明を聞くハメになるので、自宅にいながら、手軽に試乗車を用意してくれるこのサービスは結構いいかもしれませんね。
なお、試乗できる時間は「30分」、金・土・日に期間限定で利用できるようです。
未来のカタチ – 日本はどうする?
従来では、「カタチあるモノを店舗で買う」というものでしたら、インターネットが発達した現在では「ストリーミング」や「ダウンロード」、「ネットショッピング」などが当たり前になってきました。
目まぐるしく変わる市場の変化に、常に一石を投じてきたのは他でもないAmazonだと思います。
もっといえば、アメリカのIT業界でしょう。
トランプ大統領の登場で揺れに揺れているアメリカですが、今もなお、世界のIT市場に大きな影響力を持っています。日本や中国なども、ITなどで一部成功している会社もありますが、革新あるサービスという点において、やはりアメリカにはまだまだ追いついていません。
日本や中国も、アメリカのシステムの後追いなのです。
もちろん、民族性や、社会のシステム、商習慣、文化など、大きな違いはあります。
日本には技術力・特許という強い武器がありますが、その優位性がどのぐらい続くのか、誰にも分かりません。一説によると、毎年ノーベル賞を輩出してきた日本ですが、今後は衰退するだろうと言われています。
技術もまた同様で、一部の技術はすでに韓国・中国に後れをとっています。
また、市場はどんどん他の地域に移り変わり、中国から、東南アジアになり、さらに地球最後のフロンティアと言われるアフリカなどの発展途上国に移っていくものと思われます。
激変する政治・世界情勢・市場を前に、日本の会社は今後どのように動いていくのでしょうか。
私は、Amazonのようにイノベーションが大きなカギを握っていると思っています。
イノベーションによって新しい仕組みや、システムを世界に向けて作り出すことによって、新しい市場を日本自らがリードしていく。
そんな未来になれば、いいなと思います。
ですが、言うは易く行うは難し。
崖っぷちで揺れている今の東芝を見ていると、それをひしひしと感じます。
きっと、多くの日本人は、もう気付いていると思います。
日本はどのような未来のカタチを描いていくのでしょうか。
取り急ぎ、今日はここまで。