• 2015年5月26日

Windows10 未来を変えるOSとなるのか・・

Windows10 未来を変えるOSとなるのか・・

Windows10 未来を変えるOSとなるのか・・ 423 283 パソコン生活サポート Pasonal

岐阜は、このところ晴天に恵まれています。しかし、昼間は暑く、夜は寒いといった感じです。温度調節が大変ですよね。私なんか、半ズボンと長ズボンを履いたり脱いだりしています・・・。でも、6~7月になると、さらに夏に向けて暑くなりそうですね。

さて、今回はマイクロソフトの新OS「Windows10」を記事にしたいと思います。発売時期は2015年の夏ごろなので、間もなくって感じですかね!

しかし、早急なアップデートは要注意です!

他社アプリOK?!

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いまのマイクソフトにとって最大の課題は、アプリ(応用ソフト)の開発者たちをいかに同社の基本ソフトであるウィンドウズに振り向かせるかだ。4月末に米サンフランシスコで開催されたマイクロソフト主催の開発者向けイベント「Build2015」のための発表が相次いだ。ひとつはグーグルのアンドロイドやアップルのios向けに開発されたアプリを、

今年夏にも発売予定の新OS「ウィンドウズ10」でも利用できる環境を実現したことだ。さらにウィンドウズ10の発売あわせて「ホロレンズ」と呼ぶ頭部に装着するディスプレー装置の製品化を予定しており、こうした新たな端末に向けたアプリ開発も提案した。イベントでは、ホロレンズを装着するとコンピュータグラフィックスが立体的に表示され、

ジェスチャーで操作するデモンストレーションが参加者の注目を集めた。

マイクロソフトのウィンドウズは、世界のパソコン市場で9割以上という圧倒的なシェアを持つ。しかし、調査会社の米ガートナーによると、スマートフォンやタブレットを加えたデジタル端末の2015年の出荷見通しは4億5千万。これに対して、ウィンドウズ搭載端末は3億7千万台にとどまっている。

開発者にしてみれば、ウィンドウズは魅力が薄いOSだといえる。このためイベントで同社は、18年までに10億台のウィンドウズ10搭載デバイスを全世界に普及させると宣言。アンドロイド対応アプリやios対応アプリを開発している開発者に、10億台の新たな市場が創出される魅力を発信することが狙いだ。

最も普及しているOS向けにはアプリが増え、そのOSを搭載した淡案津が売れるという好循環が生まれる。だが、その逆の負のスパイラルに入るとなかなか抜け出せない。他のOS向けに開発されたアプリまでも取り込んでしまうマイクロソフトの戦略ともいえるもの。

負のスパイラルからの脱却に向けて、なりふりかまわない一手がこれからも続きそうだ。

出典:中日新聞 経済8

 

Window10の4つの変革

さて、「Windows10」は従来のOSのアップデートにとどまらず、大幅な変革があります。

それが以下の4つ。

  1. 既存OSからの無償アップグレードパスを用意、海賊版までサポート
  2. PC以外のデバイスにも統一したOSを提供、アプリも統合
  3. IoT(モノのインターネット)分野への積極的進出
  4. 音声アシスタントなど新技術の搭載や新Webブラウザーの採用

 

既存OSからの無償アップグレードパス

マイクロソフトは「発売後1年間に限り、Windows 7/8.1ユーザーに無償でWindows 10アップデートを提供する」ことを表明している。今までは、アップグレードという有償で販売してきたわけだが、期間限定とはいえ、無償でOSを提供することは画期的といえるだろう。

 

PC以外のデバイスにも統一したOSを提供、アプリも統合

Xbox Oneとの連携

 

今までのWindowsは「PCに搭載されるもの」というイメージが強かった。しかし、今度の「Windows10」はPC以外も強力にサポートしているのが特徴のひとつだといえる。スマートフォンの分野にも進出し、使えるアプリの提供をさらに拡大する予定であり、巨大市場が誕生するかもしれない。

また、ゲーム分野にも大きな力を発揮しそうだ。

「Windows10」と「Direct X12」の組み合わせにより、同社の据え置き型ゲーム機「Xbox One」向きに作られたゲームを「Windows10」でも遊べるようになる。つまり、全世界15億人とネットワークでつながることにより、巨大ゲーム市場が出来上がるかもしれないのだ!

 

音声アシスタントなど新技術の搭載や新Webブラウザーの採用

Window10 音声認識機能

 

スマートフォンやタブレットの普及がめざましい昨今、さまざまな機能が開発されてきました。顔や虹彩(目の文様)、指紋識別によるバイオメトリクス(生体認証機能)などの機能が「Windows10」で搭載される。これにより、従来のパスワードでログインするだけではなく、さらに強固なセキュリティを設定できることになる。

また、音声認識機能を備えたパーソナルアシスタント機能により、PCの操作がさらに便利になると予想される。

 

Window10にすぐに乗り換えるべき??

結論から言えば、「NO」です。

なぜならば、新しいOSにすぐに乗り換えても、多くのアプリケーションが対応できていない状態だからです。とくにデバイスドライバ(プリンターを動かすためのプログラム)が新しいOSに対応できていないと、動かなくなります。例えば、発売後1ヶ月ほど経ってから「Windows10」に乗り換えた。しかし・・・プリンターが動かない?!動作が不安定になった?!などの不具合が発生する可能性があります。これは、「Windows10」にプリンターが対応できたいないために、使えないという現象がおきます。

プリンターが古ければ古いほど、使えない現象は高くなります。

ベストなのは、「Windows10」発売後、6~8ヶ月ほど経過した後に乗り換えましょう!半年ほどもすれば、だいたいのアプリケーションは対応するはずです。「新しいモノはしばらく様子を見る」というのは、IT業界の鉄板です。

さて、前評判が高い「Windows10」だが、実際は蓋を開けてみるまで分からないでしょう。吉と出るか、凶とでるか・・・・、間もなくその結果は判明しそうだ。