WordPress seo by Yoast Ver2.3.1の大きな変更点はGoogle 検索コンソールが登場したことです。検索コンソールとは、Google ウェブマスターツールにあるクロールエラーを表示するものです。クロールが存在しないページを参照しようとすると、404エラーを返します。
このクロールエラーがSEO的にどんな影響をもたらすのでしょうか?
備忘録も兼ねて、検証したいと思います。
WordPress seo by Yoast 日本語翻訳ファイル
最新ファイルはこちらからダウンロードしてください。
設定を始める前に
WordPress seo by Yoastの検索コンソールを利用するためには、下記の手順を踏む必要があります。
- Google ウェブマスターツールにサイト情報が登録されている。
- WordPress seo by Yoastプラグインが有効化されている。
- 日本語化が完了している。
- SEO > 検索コンソールでGoogleの認証コードを取得し、認証を完了する。
- プロファイルを自サイトのリンクに変更し、保存する。
WordPress seo 検索コンソール
設定を始める前にの3番までが完了している前提で解説します。WordPress左側メニュー > SEO > 検索コンソール > 設定に移動します。
<Google認証コードを取得>ボタンを押下します。
すると、リクエストの許可が表示されるので、「認証する」のボタンを押下します。
Googleの認証コードが表示されるので、コードを選択し、<Ctrl + C>でコピーします。
※右クリック > コピーでもOKです。
コピーした認証コードを、貼り付けます。
最後に「認証ボタン」を押下しましょう。
次に、プロファイルを設定します。Google ウェブマスターツールに登録されているHP名に切り替えて、「プロファイルの保存」ボタンを押下しましょう。
検索コンソールを開くと、レスポンスが404のクロールエラーを確認することができる。いったいコレがどんあ意味を持つのか?は後述で説明したい。とりあえず、WordPress seo by Yoastの検索コンソールの設定は終了だ。
404エラーのクロールエラーとは?
GoogleのSearch Consoleのヘルプには以下のように記載されている。
Google は、あるページから別のページへのリンクをたどることによってコンテンツを検出します。
一般に、「見つかりません」というステータス エラー(通常は HTTP ステータス コード 404)が返されるのは、Googlebot がアクセスしようとしたページが存在しないときです。
その原因は、ページが削除されたか名前が変更されたにもかかわらず古い URL が新しいページにリダイレクトされるように設定されていないこと、またはリンクにスペルミスがあることです。
つまりは、Googleはインターネット上をクロール(巡回)し、日々ページをインデックスしている。しかし、クロールが対象ページにやってきても、該当するページが見当たらない場合は、レスポンスで404エラーを返すというものだ。これらのページは、「リンクの記述ミス」「すでにページを削除した」「URLが変更された」などの主な原因である。
404エラーと同じ410(存在しません)エラーも同様に扱われている。
404エラーの対処法
ではいったいこの「存在しないページ」「見つからなかったページ」のエラーをどうすればいいのだろうか?ヘルプページには以下のようなことが記載されています。
一般に、404 エラーがそのサイトの Google 検索結果での掲載順位に影響を与えることはなく、エラーを無視しても問題はありません。
このエラーの一般的な原因としては、スペルの誤りや設定の誤り(たとえば、コンテンツ管理システムによって自動的に生成されるリンクの場合)があります。
また、Google は JavaScript のような埋め込みコンテンツの中のリンクを認識してクロールすることも行っており、このときに発生することもあります。
次の点を検討することをおすすめします。
ヘルプの内容から、この404エラーは無視しても問題なく、SEOの評価も落ちることは無いようだ。とはいえ、クロールエラーの数はすでに「120」ほど溜まっている状態である。本当にこれで良いのだろうか・・・??
続いてヘルプにはこのような事が記載されている。
たとえば、サイトにリンクしたつもりでもスペルを誤っただけで、正当な URL のスペルミス エラー(
www.example.com/redshoes
ではなくwww.example.com/redshuz
)が発生します。そのような場合は、サーバーの設定にそのスペルミスのある URL を登録して、正しい URL への 301 リダイレクトを作成します。
また、間違ったリンクのあるサイトのウェブマスターに連絡して、リンクの更新か削除を依頼することもできます。
404 は、ウェブの動作としてまったく正常(そして多くの意味で望ましい)ものです。
多くの場合、ウェブマスターが自分のサイトへのリンクをすべて管理すること、つまり Search Console に表示されるすべての 404 エラーを解決することは不可能です。
ですから、どのような問題がランク上位にあるかを調べて、できればそれらの問題を解決する程度とし、それ以外は無視して問題ありません。
結論
404クロールエラーは見なかったことにしよう(ニッコリ
その他の関連記事
- WordPress seo対策を考える・・・プラグインの導入と詳細な説明を解説!
- WordPress seo タイトル&メタの設定・・・by Yoastのためのタイトルと概要の効果的な設定方法を徹底解説!
- WordPress seo 検索コンソールの設定・・・検索コンソールの設定方法と、404クロールエラーを徹底解説!
- WordPress seo 効果を高める11の方法・・・SEOと高スコアを獲得するための方法を徹底解説!