WordPressの特徴といえば、強力なプラグインの存在があります。
プラグイン(拡張機能)を使用することで、今までなかった機能が使えたり、記事の編集が便利になったりします。今やWordPressのSEO対策は必須であり、簡単に行えるのが強みですが、種類も豊富にあるプラグインのどれを使用したら良いのか迷ってしまいます。
今回は、WordPressの代表的なプラグインをいくつかご紹介します。
1.WordPress SEO by Yoast
SEO系プラグインはたくさんありますが、多くのユーザーに支持されているのが「 WordPress SEO by Yoast 」か「 All in One SEO Pack 」の2つほどでしょう。私は「 WordPress SEO by Yoast 」を使用しています。理由は「簡単にキーワードを設定できる」「ページの分析ができる」「ページのランク(評価)を自動で判定してくれる」ことです。
分析は非常に細かく、記事を作成する際の指針となります。SEOのことがあまりわからない人でも記事の良し悪しが簡単にわかります。また、ネット上にはこのプラグインに対する情報が数多くあるので、設定に困ることはないでしょう。
関連記事:WordPress SEO by Yoast の設定でSEO効果を上げる5つのポイント
日本語ファイル配布:こちらから
ダウンロード:WordPress.org 公式プラグイン
2.PuSHPress
Googleではすぐに記事がインデックスに登録されるわけではありません。どのぐらいの時間(期間)かはわかりませんが、ラグがあるようです。ネット上で調べると、どうやら「Hub(ハブ)」という通信の仕組みによって、記事をインデックスするかどうかを判断しているようです。
また、Hubはリアルタイムで行われるものではないため、インデックスに登録されるまでには時間がかかるようです。これの何が問題かというと、WordPressで記事を作成していると必ず記事の内容をコピーするユーザーが現れます。そのコピーされた記事が先にインデックスに登録されてしまい、逆に自分の記事がコピー扱いされてしまい、記事の評価を落とす場合があるからです。
それを防ぐためにこの「PuSHPress」のプラグインが必要になります。このプラグインにより、Googleインデックスに素早く登録されるようになります。対策を行わないよりは、このプラグインを導入したほうがはるかにメリットが高いと思います。
ダウンロード:WordPress.org 公式プラグイン
3.Google XML Sitemaps
Googleに記事がインデックスされるにはXMLのサイトマップが必要になります。WordPressでは記事の数が増えるとそのたびにXMLサイトマップに必要情報を記載しなければならず、非常に作業に手間取ります。「Google XML Sitemaps」プラグインは記事が投稿されるたびに自動的にXMLサイトマップを作成し、自動送信してくれます。余分な作業に時間をかけなくて済むので手間いらずで便利です。是非とも導入しましょう。
ダウンロード:WordPress.org 公式プラグイン
4.Broken Link Checker
WordPressで記事が増えてきて困るのが「リンク切れ」です。リンク先のサイトが見れなくなっていたり、リンクが変更されているとリンク切れになります。特に記事の数が増えてくると、どのリンクが切れているのかが分かりにくく、作業的にも非常に煩雑です。また、SEOの観点からもサイトの中にリンク切れの箇所があると、それだけで記事の評価が落ちてしまいます。そうなるのを防ぐために「Broken Link Checker」が必要になります。特に設定する必要もなく、リンク切れの箇所を発見すると自動的にWordPress上で知らせてくれます。是非導入してください。
ダウンロード:WordPress.org 公式プラグイン
5.Sharebar
SEOの効果を高める上で重要なことはモチベーションを維持してサイトと向き合うことです。「FaceBook」や「Twitte」「はてぶ」といったソーシャルメディアを活用することによりどんどんサイトの知名度が拡散されていきます。SEOとは直接無関係かも知れませんが、サイトを閲覧してくれるユーザーが多いということはそれだけモチベーションが上がります。
ひいては「もっとサイトを良くしよう」「こんな情報を提供していこう」など色々な考えやアイデア、サイトの取り組み方が大きく変わります。サイトを維持し続けるのは大変ですが、「いいね!」をしていただけるとそれだけで嬉しくなるものです。是非とも「Sharebar」を活用してください。
ダウンロード:WordPress.org 公式プラグイン