パソコンは昔と比べたらとても安くなっています。昔は30~40万以上はざらでしたが、今では4~5万円程度で性能のいいパソコンが買えてしまいます。さらに 激安パソコン ともなると新品にもかかわらず、2~3万円程度で買えることも。しかも、今は1万円台のノートパソコンが発売されているとか・・・。
今回は「激安パソコン」について考えたいと思います。
激安パソコン の性能をみてみる
今回参考にしたのは3万円台で購入できる HPの「HP Pavilion dm1-4303AU ベーシックモデル」です。
さっそく仕様を見てみましょう。
OS | Windows 8 (64bit) |
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CPU | AMD E1-1200 APU (1.40GHz, 1MB L2キャッシュ) |
メモリ | 2G(※最大8Gまで増やせる、2スロット) |
HDD | 320GB ハードドライブ (SATA, 5400rpm) |
ディスプレイ | 11.6インチワイドHDウルトラクリアビュー・ディスプレイ(1366×768/最大1677万色) |
通信機能 | ワイヤレス(IEEE802.11b/g/n、オン/オフボタン付き) Bluetooth4.0 |
電源及び動作要件 | バッテリ持続時間 約4時間 |
寸法 | 292×216×20.5(最薄部)-34.5(最厚部)mm (重量 約1.53kg) |
標準保証 | 1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート) |
付属ソフト | オフィス互換ソフト(KING SOFT)のみ別料金でインストール(※Officeソフトはインストールされておりません) |
この仕様だけみるとまずまずですね。
最新のOSであるWindows 8(64bit)にワイヤレス機能、HDDの容量もそこそこあります。しかし、CPUはやはり機能性が低く、メモリが2Gしかないため、64bit OSの性能が存分に活かせないのが気になります。また、最近定着してきた高速SSDではないので、上記のCPU・メモリ・HDDの構成上、アクセス速度は遅いかもしれません。
筆者はSSDに慣れきっているので、何事も高速でないと気が済まなくなってしまいました。付属ソフトはお馴染みのKING SOFTですが、Officeにこだわらない人ならば別料金でインストールしてもいいでしょう。料金もOfficeと比べて格安なので4千円ぐらいで買えます。
これだけ見るとさすがに、「買いかな」と見えますが、ネットの評価はいかに・・・。
価格コムの評価
評価はまちまちですが、満足度レビューでは5段階で4.11を獲得していました。
細かい点で不満はあるようですが、インターネットとパソコンでの簡単な作業程度ならサブ機としていいのではないでしょうか?また、このような激安のパソコンは長年使用することはまず出来ないでしょう。私的には良くて2~3年程度だと考えています。
使い方や、運次第(故障)ではもう少し長持ちするかもしれません。激安だから長持ちはしないとは言えませんが、結局はコストパフォーマンスをどう考えるかだと思います。20万円のパソコンを買ったとしても、やはり故障するときは故障するし、長く使えるとは限りませんからね。
考え方次第ではないでしょうか?