インターネットを接続するときに必要になるのがwifiルーターです。
各社色々なwifiルーターを販売していますが「いったいどれを選んでいいのやら・・・」と迷っている人も多いと思います。
今回はwifiルーターについて記事にしたいと思います。
ただし、専門用語をなるべく省いて要点だけを簡潔に説明してます。
過去の経験から
各社様々なwifiルーターを販売しています。
評判が良い会社もあれもあれば、そうでない会社もあります。評判が悪いからと言って製品が悪いというわけではありません。逆に、評判が良くても何かしらのトラブルに見舞われることも多々あります。
下記はあくまでも、色々な会社の製品を使ってきた時の経験に基づいた感想です。
あくまでもご参考に。
※今まで10台以上乗り換えてきています。
▶ Buffalo(バッファロー)のルーターについて
知名度は高いが、トラブルに合うこともしばしば。
製品によっては何故か頻繁に途切れたりした。
サポートであまり良い思い出は無し。
▶ NECのルーターについて
Atermに乗り換えてからトラブルは少なくなったように感じる。
トラブルらしいトラブルの記憶は無し。
ただ運が良かっただけかもしれないが…。
1度だけ疑問点をサポートを聞いたことがあるが、残念ながらあまり役には立たなかった。
▶ YAMAHA(ヤマハ)について
ネットでの評判が一番高いが、使った経験はなし。
ヤマハの音楽教室は楽しかったが、製品の良し悪しは不明。
ちなみに、ヤマハは業務用ルーターのシェアがとても多い。それだけ多くの企業で採用されているということは信頼の証なのか…。
ちょっと興味があるが、めちゃくちゃ高い。
▶ Logitec(ロジテック)
おそらくヤマダ電機やケーズデンキなどに一番並べられているのがコレ。
リーズナブルな値段だが、こちらもたびたびトラブルに見舞われた事あり。
▶ Planex(プラネックス)
この中ではもっとも安いルーターが豊富に揃っている。
が、たびたび繋がらない事が何度かあった。
パソコントラブルの依頼の中でこのプラネックスのルーターの不具合率がやや高いと感じた。
▶ I/O DATA(アイ・オー・データ)
この会社の製品も家電量販店でよく目にします。
こちらは2回ほどしか使ったことはありませんが、あまりトラブルに遭遇した記憶はありません。
ただ、速度は非常に遅かったような気がします。
まぁローエンドだったので当然ですが、その時はすごーく安い機種でした。
※機種名は忘れました。
家庭用と会社用とでは異なる
wifiルーターには「家庭用」と「会社(業務)用」のルーターがあります。
ここではあまり細かい点は記述しませんが、簡単に言うと以下の点が異なります。
- 同時接続数
- セキュリティ
とくに同時接続数は問題であり、一般に家電量販店で販売されているような家庭用のルーターでは同時接続は4~6人ほどです。これを超える人数が同時に接続すると、極端に遅くなったり、繋がらなかったりします。
業務用のルーターでは特に「YAMAHAルーター」や「シスコルーター」などが良く利用されています。
たぶん、YAMAHAを使っている会社が圧倒的に多いと思いますが。
自宅で使う場合は市販のルーターを、会社で使う場合は、業務用のルーターを使いましょう。
※まぁ家庭用のルーターじゃダメというわけではありませんが…。
各社の謳い文句は話し半分で聞いておく
「家の隅々まで届く!」「最高の安定性!」「高速でつながる!」など魅惑的な謳い文句が並んでいますが、話し半分で考えておきましょう。
製品によって繋がりやすかったり、繋がりにくかったりします。
また「当社比」のグラフなども同様です。
これは製品ごとに性能差があったり、自宅の環境やプロバイダーなどに左右されるため、一概には言えません。
また、製品にも「当たり」・「ハズレ」があるので、運の要素もあります。
快適なwifiルーターとは何なのか?
これは言うまでもなく、「性能」よりも「途切れないこと」の方が重要です。
ただ、判断が難しいところ。
原因はパソコン本体なのか、ブラウザなのか、セキュリティ系のソフトなのか、ルーターなのかの判断は難しいです。
今までの経験上、頻繁にインターネットが切断されるような状況はルーターを疑います。
何度も頻繁に切断されるようであれば、買い替えも検討するべきでしょう。
家庭用ならどんなタイプがいいのか?
「11ac」「450Mbps」と書いてあるルーターを選んでください。
何でか説明しても構いませんが、専門的な用語で何のこっちゃ状態になりそうなので、興味があればご自身で調べてみてください。
ちなみに、「11ac」「450~600Mbps」ぐらいだとミドルクラス(エントリー)のルーターになります。
値段は製品によって異なりますが、だいだい6,000~8,000円前後になると思います。
下記の表を目安にしてください。
モデル | 速さ | およその値段 |
---|---|---|
ハイエンド | 800~1000MBps以上 | 1万5千~3万円 |
エントリー | 450~600Mbps | 6千~1万円前後 |
ローエンド | 400~500Mbps | 4千~7千円前後 |
コンパクト | 300~400Mbps | 3千~6千円前後 |
値段が高い=早いとは必ずしも言えない
これはよくある勘違いです。
値段が高いほうが高性能であることは間違いないと思いますが、だからといって通信速度が劇的に早くなるかというとそうでもありません。
何度もルーターを乗り換えてきた経験から言えることです。
また同様に高いルーターを購入しても、不具合が起きないとも限らないのです。
私はだいたいミドルクラス(エントリー)のルーターを選んでいます。
値段も1万円前後ですし、現在のNEC Aterm WG2600HP2でも快適に視聴できるからです。
現在使っているミドルクラスのルーター
これは現在使用しているNECのAtermルーターです。
これで15台目ぐらいだったと思います。
使い始めて6ヶ月以上は経過しましたが、今のところ不満はありません。
▶ 外観
以前はバッファローのルーターを使用していましたが、インターネットが途切れ途切れでほとほと苦労しました。
この機種に変更してから、インターネットはかなり安定しました。
正面から見た感じです。
UFOを横にしたような感じですが…。ランプもテカテカしてて分かりやすいです。
▶ 管理画面はどうか?
こちらは管理画面です。
以前のルーターの管理画面は作りがショボく、とっつきにくい画面でしたが、非常に分かりやすい画面になりました。
▶ お子様用の閲覧制限機能もあるので安心
このNEC Aterm WG2600HP2にはネットタイマーという機能があります。
簡単に言うと時間によって、特定の端末の接続を拒否する機能です。
例えば、夜10時以降の小さいお子様のネットの接続を拒否したりできるわけです。夜ゲームばっかりやってるお子様には特に有効な機能です。
設定は簡単ですが、ちょっとした知識が必要になります。
またWi-fiによるメールの通知機能もあるので、安心ですね。お子様のネットは制限しておいたほうがいいですよ!インターネットは毒にも薬にもなりますからね。
詳細は設定などは、機会があれば解説したいと思います。
まとめると…
- 「11ac」「450Mbps以上」のルーターがベター。
- 高いルーターに変更しても劇的に早くならない。
- 謳い文句に釣られないこと。
- 会社で使う場合は、業務用のルーターを選ぶこと。
- 自宅の環境によってルーターを検討すること。
- あとはネットで対象製品の評判を調べること。
- お子様がいる場合は、ネットタイマー機能があるルーターを選ぼう。
以上ご参考までに。