• 2016年12月8日

スパムでお悩み? Googleアナティリクスでスパムを除外する方法

スパムでお悩み? Googleアナティリクスでスパムを除外する方法

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最近Google アナティリクスを解析していると、妙なリファラがやってきます。どうやら海外のとある国から頻繁に来ているようですが・・・。どうやら「リファラスパム」と呼ばれている悪質なリンクのようです。

さて、本日はGoogle アナティリクスのことを記事にしたいと思います。

 

Google アナティリクス の奇妙なリファラ

最近Googleアナティリクス界隈で奇妙なリファラが登場し始めました。

それが以下の3つになります。

  • Secret.google.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!
  • o-o-8-o-o.com search shell is much better than google!
  • Google officially recommends o-o-8-o-o.com search shell!

※スパムは日増しに増えているので、今後新しいものがどんどん増えると思います。

真面目に解析しているのに、なんて迷惑なんだと思いながら、ずっと無視しつづけてきました。しかし自分のだけならいざ知らず、お客様のデータも管理しているため影響あるのはいかがなものか・・・と、色々と調べてみることにしました。

 

リファラスパムはどこから来ているのか?

たぶんリファラスパムだと思いますが、これらは一体どこから来ているのでしょうか?Google アナティリクスを調べてみると、ほとんどが極寒の地Russia(ロシア)から送られてきていました。

まさしく「おそロシア」ですね・・・。

ロシアからのアクセスが多い

 

以下が、悪意あるリファラスパムの詳細データになります。

滞在時間は、なんと4分近くありました。

リファラスパムの滞在時間

 

さらに詳細に調べてみると、「モスクワ」、「サンクトペテルブルク」からが圧倒的でした。

 

恐らくですが、他の人のところにも大量に送り付けられているはずです。

解析担当者さんはさぞかしイライラしていることでしょう・・・。

 

正しく解析するための2つの方法

Googleアナティリクスの解析をしやすくするためには、以下の二つの方法が有効になります。

  1. セグメントから不必要なリファラを除外する。
  2. フィルタから除外する。

 

1.セグメントからリファラスパムを除外する

 

リファラスパムの状況

上記が現在のリファラスパムの状況です。

「ja」「ja-jp」以外のリファラは必要ないので、セグメントから除去します。

 

サマリーのセグメントを選択

サマリーを表示させ、「すべてのユーザー」の横にある「+セグメント」を選択します。

上記の「+セグメント」はちょうど画面中央あたりにあるはずです。

 

セグメントの新規作成

「+セグメント」をクリックすると、上記のような項目がしたに表示されます。

「新しいセグメント」のボタンをクリックします。

 

条件を選択

項目から「条件」を選択します。

 

ホスト名を設定する

上記のように、フィルタに「ホスト名」を設定し、サイトのドメインを入力します。

※ホスト名は、2の検索項目で「ホスト名」と入力すれば、3のように項目が表示されます。

 

さらにフィルタを追加

さらにフィルタを追加します。

 

同じように言語セグメントを設定する

同様に、言語でフィルタを設定します。

言語はサイトの性質はユーザーごとに異なると思いますが、私の場合は「ja」、「ja-jp」、「ja-ja」などに設定しました。

 

最終的に設定したセグメントのフィルタ

最終的に上記のようにセグメントのフィルタを設定しました。

 

フィルタ名を入力

最後にフィルタ名を上記のように設定し、「保存」します。

分かりやすいものなら任意のものでOKです。

 

最終的な結果

最終的にどうなったのか見てみましょう。

上記のように、設定したもの以外フィルタリングされています。

 

 

2.フィルタからリファラスパムを除外する

 

Google アナティリクス 管理画面からフィルタを選択

Google アナティリクスにログインし、「管理」を選択します。

ビューから「フィルタ」を選択します。

 

 

フィルタを追加

フィルタを追加します。

 

 

参照でフィルタを設定するパターン

フィルタの詳細情報を追加していきます。

下記のようにフィルタを追加してください。

 

カスタムフィルタの設定

除外のフィルタフィールドは「参照」なのか、「言語」なのか、「国なのか」分かりません。私は「参照」で設定して様子を見ています。他のサイトなどを確認したのですが、「言語」にしている人もいれば、「キャンペーン」などに設定している人もいました。

私自身勉強中のため、正確な設定ではないのかもしれません。

ご参考までにお願いします。

 

 

国でフィルタを設定するパターン

こちらは「国」で「ロシア(Russia)」のリファラを除外するフィルタ設定です。

 

国でフィルタを設定するパターン

「参照」のフィルタと、こちらの「国」のフィルタのどちらに効果があるかわかりません・・・。

ご参考までに。

 

フィルタを設定したあと

さて、これでリファラスパムを除外するための設定が完了しました。効果が現れるまでに多少時間が掛かるようです。その間にも「ロシア」や「アメリカ」からどしどしリファラスパムがやってきています。

Googleアナティリクスはアクセス解析をするには欠かせない存在であり、多くの企業で活用しているところも多いと思います。しかし、その半面、項目が非常に多く、複雑なため、勉強中の私はまだまだ使いこなせていません。

該当する書籍も購入して勉強していますが、Googleアナティリクスのバージョンが切り替わったあたりから、参考書との内容がかけ離れてしまいました・・・。これを機にもっとGoogleアナティリクスのことを勉強しようと思っています。

何か良い参考書があったら教えてくださいね。