• 2017年11月4日

Photoshop アート / キメラと少女 チュートリアル【Part.2】

Photoshop アート / キメラと少女 チュートリアル【Part.2】

Photoshop アート / キメラと少女 チュートリアル【Part.2】

700 433 パソコン生活サポート Pasonal

前回は「アート / キメラと少女」の背景部分を作成していきました。このアートも組み合わせる素材が多いので、Photoshopの基礎知識と操作が必須となります。なるべく詳しく解説していますが、初心者にはかなり難しく感じるでしょう。

「何を言っているのかよく分かんないな…」とおもったら、比較的簡単にできるチュートリアルもあるので、そちらでテクニックを磨くのも良い方法だと思います。

さて、第二弾は「Photoshop アート キメラと少女 チュートリアル」を作成していきます。

【スポンサードリンク】

 

INDEX

開発環境

 OS  Windows 10 64bit
 Photoshop バージョン  Adobe Creative Cloud / Photoshop CC 2017
 作成時間  約1時間30分
 ステップ数  およそ25ステップ
 テクニックのポイント  色相・彩度 / レイヤーマスク / クリッピングマスク etc

 

難易度

ゴールドコイン

今回の難易度はゴールドレベル(上級者並)です。

 

始める前に

あまりにもチュートリアルが長くなるので、記事を分割しています。下記のリンクから参照してください。近日公開予定のものは、今後時間が出来次第アップします。

 

チュートリアル素材

今回使用する画像は下記のURLからダウンロードしてください。今回、ダウンロード素材は容量が大きすぎるため「小分け」にしてあります。その他の素材は、Part.3(現在準備中)でさらにダウンロードすることができます。

煙ブラシは、下記のサイトから適当なものをダウンロードして使用してください。それっぽいもので結構です。

※ユーザー登録不要のダウンロード素材です。

 

その他の画像はこちらから

※再配布・販売・他サイトへのアップロードはできません。

【スポンサードリンク】

 

完成図

ダークな雰囲気が漂う荒廃した背景と、キメラ、ミステリアスな少女を組み合わせたアートです。ちょっと時間が掛かりりますが、色調補正などの色合わせやコンポジット(合成)のポイントなどを学ぶことができます。

キメラと少女 完成図

 

【テクニックを学べる書籍】

エフェクトからレタッチまで幅広くプロのテクニックを学ぶことができる書籍です。全編カラーで読みやすいチュートリアル形式の書籍です。

  • 商品情報
    商品名  Photoshop レタッチ&合成の秘訣
    価格  4,536円(税込み) / プライム対応商品
    出版社  ボーンデジタル
    ページ数  288ページ
    おすすめ度  ★★★★
    詳細  最高のPhotoshop合成本!プロが使うレタッチ・合成をマスターできます。

 

キメラの作成

このステップでは双頭のライオン(キメラ)を作成していきます。解説は「端折ってある」箇所が多いので、前提となる知識基本的な操作が必要になります。非常に長いステップとなっているので、少しずつ進めていきましょう。

 

【手順1】ライオンの切り抜き

ここが初めの難関かもしれません…。ダウンロード素材「lion 1.jpg」をキャンバスに挿入し、丁寧に切り抜きます。ライオンのような複雑な体毛を綺麗に切り取るためには、ちょっとしたテクニックが必要です。下記の記事を参考にしてください。

ライオンの切り抜き

 

【手順2】別のライオンの顔を切り抜く

もう一つのライオンを顔「lion 2.jpg」を挿入し、切り取ります。こちらはざっくりと切り取ってもOKです。私の場合は「投げ縄ツール」で大まかに選択して切り取りました。ただし、鼻の部分はペンツールなどで細かく切り取ると良いでしょう。

もう一つのライオンの顔を切り抜く

 

【手順3】色相・彩度の適用

色相・彩度を下記の値で設定してください。このレイヤーは下のレイヤーに対してクリッピングマスクを適用させます。

色相・彩度の適用

 

【手順4】ライオン1のたてがみ部分を切り取る

ライオン1のレイヤーを選択し、たてがみの部分を「投げ縄ツール」などで選択して「Ctrl + J」で切り取ります。切り取ったたてがみを「左右反転」させて、ライオン1の頭の上にかぶせます。ただし、そのままでは違和感があるので、レイヤーマスクを使って境界線などを上手く隠していきます。

(任意)この時、移植した髪の毛をワープなどで多少変形させておくと良いでしょう。

ライオン1のたてがみ部分を切り取る

【スポンサードリンク】

 

【手順5】顔を結合させる

顔をライオン1の横に移動させます。ライオン1の顔より、やや上になるように配置してください。下記のラインを参考にして、ライオン2の頭の位置を決定してください。

顔を結合させる

 

【手順6】最適な位置に移動させる

結合したラインをキャンバスの中央やや下辺りに移動させます。下記の画像の位置を参考にしてください。

最適な位置に移動させる

 

【手順7】蛇を切り取る

蛇の画像を挿入し、頭と体の一部分を切り取ります。「ペンツール」などで丁寧に切り取りましょう。

蛇を切り取る

 

【手順8】蛇の胴体を延長させる

指先ツール」を利用して、蛇の胴体を引き延ばしていきます。指先ツールは、メニューの下の方にあります。指先ツールの強さを「75%」に設定してください。ブラシは、ハードブラシ(硬さ:100%)にし、サイズを「20~25%」ぐらいに設定してください。

蛇の胴体を矢印の方向に伸ばしていきます。ライオンの後ろに隠れるようにしてください。延長した胴体はそのままだと違和感がありますが、後でエフェクトをかけると目立たなくなります。よってここでは胴体を引き延ばすことができればOKです。

蛇の胴体を延長させる

【スポンサードリンク】

 

【オプション】より動きのある蛇にする場合

より躍動感あるある蛇の動きにする場合は、体がグニャっとした感じになるように調整します。体の一部分がキメラの背後から出ているような感じにすると、よりリアリティが増します。

より動きのある蛇にする場合

 

【手順9】一つのレイヤーにまとめる

ライオン1、ライオン2、蛇の尾をひとつのレイヤーにまとめます。あとで修正する場合は、それぞれのレイヤーのコピーをとっておきましょう。

一つのレイヤーにまとめる

 

【解説】蛇の一部だけ独立させる

キメラに関係するすべてのレイヤーを結合させても問題ありませんが、下記のレイヤーの例では、蛇の一部分だけをあえて結合させずに独立させたレイヤーにしています。ライオンの後ろ側になるため、シャドウを追加して薄暗くするためです

別に独立させる必要がありませんが、シャドウは付けにくくなります。

蛇の一部だけ独立させる

 

【手順10】レベル補正の適用

キメラのレイヤーに対して、レベル補正を下記の値で適用します。レベル補正の「出力レベル」を下げます。下記の画像を参考にしてください。なお、このレベル補正はクリッピングマスクを設定します。

レベル補正の適用

 

【手順11】色相・彩度の適用

色相・彩度を下記の値で設定してください。同様に下のレイヤーに対してクリッピングマスクをしておきます。

色相・彩度の適用

 

【手順12】カラーレイヤーを作成する

新規レイヤーを作成し、カラー「#8e9391」で塗りつぶします。レイヤーの種類を「オーバーレイ」にし、下のレイヤーに対してクリッピングマスクをしておきます。

カラーレイヤーを作成する

 

【手順13】目を赤くする

新規レイヤーを作成します。描画色を「#ff0000」の赤色に変更し、小さい丸いソフトブラシ(硬さ:0%)で、ライオンの目の部分を丁寧に塗りつぶします。レイヤーの種類を「覆い焼きカラー」に変更しておきます。

目を赤くする

【スポンサードリンク】

 

【手順14】さらに目を光らせる

目をさらに光らせるエフェクトを追加します。新規レイヤーを作成し、。ブラシのサイズは、目よりやや大きいぐらいのサイズに調整してください。先程と同様のカラー(描画色「#ff0000」)の丸のソフトブラシで目の上をクリックします。

下記の例を参考にしてください。

最後に、レイヤーの種類を「スクリーン」に変更しておきます。

さらに目を光らせる

 

【手順15】口に炎を追加する

炎の画像をキャンバスに挿入します。画像を下記のようにやや斜めにして、大きさを調整し、右側のライオンの口元に配置します。レイヤーマスクを適用させ、不要な部分を黒のソフトブラシで隠していきます。

下記のように、口から炎が漏れているような雰囲気にしてください。あとは、レイヤーの種類を「スクリーン」に変更しておきましょう。

口に炎を追加する

 

【手順16】レイヤースタイル「カラーオーバーレイ」を適用させる

結合させたキメラのレイヤーに戻り、レイヤースタイルの「カラーオーバーレイ」を下記の値で適用させます。描画色は「黒色」、「ビビットライト」、「不透明度:36%」に設定してください。

キメラの体にレイヤースタイル「カラーオーバーレイ」を適用させる

 

【手順17】レイヤースタイル「グラデーションオーバーレイ」を適用させる

つづけて、「グラデーションオーバーレイ」を下記の値で適用させます。キメラの足元が薄暗くなるように調整してください。

キメラの体にレイヤースタイル「グラデーションオーバーレイ」を適用させる

 

【手順18】足元にシャドウを追加する

新規レイヤーを作成し、足と地面の間にシャドウを追加していきます。黒の丸いソフトブラシ(サイズ小さめ)で足の下にキュッキュとシャドウを追加してください。

足元にシャドウを追加する

 

【手順19】キメラ全体のシャドウを追加する

今度はキメラの体全体のシャドウを追加します。結合させたキメラのレイヤーを「Ctrl キー」を押しながらクリックし、範囲選択を表示させます。新規レイヤーを作成し、「Shift + F5」で「ブラック」に塗りつぶします。これで、キメラの形をした黒いシャドウが作れます。

作成したシャドウを下記のようにぺちゃっと変形させます。歪みも利用して、やや斜めにすると良いでしょう。あとは、レイヤーに対して「ぼかし(ガウス)」を「9.0 pixel」適用させます。下記のお湯に、うっすらとぼけたような影ができるはずです。

キメラ全体のシャドウを追加する

 

【手順20】グループ化

キメラで作成したレイヤーをグループでまとめます。グループフォルダ名は「キメラ」としておきます。

グループ化

 

【手順21】口元から出る煙を追加する

スモークブラシを利用し、キメラの口元に煙を追加します。描画色を「白色」に変更してから描画してください。余分な箇所はレイヤーマスクを使って、隠していきます。下記の画像を参考にしてください。

口元から出る煙を追加する

【スポンサードリンク】

 

【手順22】蛇に絡まるような煙を追加する

次は、蛇に絡みつくような煙を追加していきます。不要な部分をレイヤーマスクを使って隠していきましょう。

蛇に絡まるような煙を追加する

 

【手順22】キメラ全体に絡まるような煙を追加する

今度はキメラの体全体に絡まるような煙を追加していきます。この煙も同様に、描画色を「白色」にします。煙ブラシで描画したら、レイヤーマスクを使って不要な部分を隠してください。この煙のレイヤーは不透明度を「60%」ほどに下げてあります。

キメラ全体に絡まるような煙を追加する

 

【手順23】キメラ全体に絡まるような煙を追加する

今度は、スポイトで背景の雲の部分(下記の画像の青い矢印の場所)のカラーを抽出し、灰色の描画色で煙を追加していきます。下記の画像のレイヤーを見てみると分かりますが、この煙だけ灰色となっています。

この灰色の煙を追加することで、キメラがより背景に馴染むようになります

キメラ全体に絡まるような煙を追加する

 

【手順24】煙のグループ化

今まで作成した煙のレイヤーをグループフォルダにまとめます。フォルダ名は「煙」としておきます。

煙のグループ化

 

続きのチュートリアル / Part.3へ

あまりにもチュートリアルが長くなるので、記事を分割しています。近日公開予定のものは、今後時間が出来次第アップします。

【スポンサードリンク】

 

テクニックが向上するPhotoshopチュートリアル記事

ぱそなる の最新の更新を
プッシュ通知で購読しよう

よかったらシェアしてください

返信を残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)