• 2018年5月15日

ロリポップで管理画面が404エラー 簡単に解決できる方法を徹底解説!

ロリポップで管理画面が404エラー 簡単に解決できる方法を徹底解説!

ロリポップで管理画面が404エラー 簡単に解決できる方法を徹底解説! 700 433 パソコン生活サポート Pasonal

最近はロリポップでお客様のホームページを作成することが多く、ロリポップの知識がついてきました。一昔前は「安かろう・悪かろう」のイメージしかありませんでしたが、ロリポップでは近年サーバーの強化に力を入れており、性能やサービス面でもさくらサーバーと甲乙つけがたい存在になってきたと思います。

それはさておき、そんな矢先に起こった管理画面トラブル。皆さんお馴染みの404エラーです。正直見たくもないですが、そうも言ってられません。

今回は、「ロリポップで管理画面が404エラー 簡単に解決できる方法を徹底解説!」を記事にしたいと思います。

 

症 状

症状は以下のような現象です。正直、あまり経験したことが無かった現象だったので、解決までには少し時間がかかってしまいました。

  • 通常のホームページは問題なく表示される。
  • http://ドメイン名.com/wp-adminから管理画面に入れない。
  • 管理画面に接続すると、404エラーと表示される。

 

犯人はこやつでした

犯人はこやつでした

 

解決するための手順

症状に当てはまっている人は、下記の手順で実行してみましょう。きっと解決できるはずです。

事前にバックアップを取っておきましょう!

 

【解決手順1】FileZillaでhtaccsessのみをダウンロード

FTPソフト(FileZillaやFFFTPなど)でレンタルサーバーにアクセスし、「htaccessファイル」をダウンロードします。htaccessファイルは、「wp-content」や「wp-admin」などと同じ階層にあります。

FileZillaでhtaccsessのみをダウンロード

 

【解決手順2】SiteGuardのプラグインファイルを一旦削除

WordPressの管理画面の左側メニュー「プラグイン」>「インストール済みプラグイン」>「SiteGuard WP Plugin」を削除しておきます。

SiteGuardのプラグインファイルを一旦削除

 

【解決手順3】htaccess の一部の記述を削除する

ダウンロードしたhtaccessをTeraPadなどのテキストエディタで開き、下記の赤枠の中のコードを丸ごと削除します。

※ #SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS _START」からENDまで。

htaccess の一部の記述を削除する

 

【解決手順4】htaccess を再アップロードする

コードを削除したら、再度、htaccessをアップロードします。

htaccess を再アップロードする

 

【解決手順5】WordPressの管理画面にアクセスできるか試す

WordPressの管理画面にアクセスできるかどうか試してみましょう。404エラーが表示されなければ、下記のような画面になるはずです。SiteGuard WP Pluginを再度インストールしたい場合は、再びプラグインからインストールしましょう。

WordPressの管理画面にアクセスできるか試す

 

あとがき

セキュリティ系のプラグインは非常に便利ですが、時として思わぬトラブルに遭遇することもあります。特に今回は、お客様のホームページだったので、原因の特定には少し焦りました。

エックスサーバーでは同様の現象が起きていないところをみると、レンタルサーバーによるところもあるのではないかと思います。

とはいえ、SiteGuard WP Pluginは非常に使い勝手の良い優秀なプラグインです。国外のセキュリティ-プラグインが圧倒的に多い中、国産で安心して使えるセキュリティープラグインはそれほど多くありません。

また、XMLRPCによるリモートアクセスの不正侵入も、この同プラグインを導入してからガクンと減りました。特に昨今では、WordPressの管理画面やXMLRPCによるブルートフォースアタックの侵入の試みが非常に多くなっています。

サイト管理者や運営者は必ず、WordPressに対するセキュリティーを高めてください。

 

Windows10で悩んでる? いざという時のトラブル解決記事